ビジュアルアーツは9月10日(金)、同社が展開するゲームブランド「Key」の新作キネティックノベル『終のステラ(Project:PORTER)』と『LUNARiA -Virtualized Moonchild-(project:LUNAR)』を正式発表した。
なお、『終のステラ』の発売時期は開発ライン全体の遅れを理由に2021年から2022年春へと延期。『LUNARiA -Virtualized Moonchild-』(以下、LUNARiA)については12月24日(金)発売予定で、プロデューサーの丘野塔也氏がディレクターを兼務する体制へ移行している。
【project:PORTER】
— Key開発室 (@key_official) September 10, 2021
Key新作キネティックノベル
『終のステラ』
(ついのすてら)
シナリオ:田中ロミオ
イラスト:SWAV
22年春発売予定。
シンギュラリティ機械群に支配された地球。運び屋と少女型アンドロイドの旅が始まる――
ティザーサイトを公開!https://t.co/QWtX6Gmkxn #終のステラ pic.twitter.com/Pkh4kBBHEr
【project:LUNAR】
— Key開発室 (@key_official) September 10, 2021
Key新作キネティックノベル
『LUNARiA -Virtualized Moonchild-』
シナリオ:松山剛
イラスト:ふむゆん、佐伯ソラ
21年12月24日発売予定!
月と地球、バーチャルとリアルをつなぐラブストーリー。
オフィシャルサイトを公開しました。https://t.co/95EWlc7iYS#ルナリアVM pic.twitter.com/o0ZZw25MQE
『終のステラ』は、人類の知能を超えた機械群に支配された地球を舞台に、現実主義の運び屋「ジュード」と人間への憧れを抱く少女型アンドロイド「フィリア」の旅が描かれる作品だ。本作のシナリオは、学園青春アドベンチャーゲーム『CROSS†CHANNEL』やライトノベル『人類は衰退しました』で知られる田中ロミオ氏が担当している。
また、イラストは9月9日に発売されたRPG『テイルズ オブ アライズ』のボーナス衣装や、Yostarから配信されているタワーディフェンスゲーム『アークナイツ』のストーリーキービジュアルを手がけたSWAV氏によって描かれている。
一方で『LUNARiA』の舞台となるのは、月に存在する仮想空間「ルナーワールド」と現実の地球である。本作では、最新鋭のVRバトルアクションレースゲームで賞金を稼ぐ高校生ゲーマー「T-BIT」がルナーワールドへ迷い込み、自らを「LUNAR-Q(るなきゅん)」と名乗るAI(人工知能)アバターと出会い、物語が始まる。
『LUNARiA』については、ライトノベル『雨の日のアイリス』で知られる小説家の松山剛氏が担当。Keyの2018年発売作品『サマーポケッツ』へ携わったふゆむん氏と、ライトノベル『シンデレラは探さない。』の絵を担当した佐伯ソラ氏のふたりがイラストを手がけている。
『LUNARiA』は12月24日(金)、『終のステラ』は2022年春にそれぞれ発売予定だ。続報に興味があれば「Key開発室」公式Twitterアカウント(@key_official)をチェックしてみてほしい。