株式会社ポケモンは11月4日(木)、iOS/Android向け歯みがき習慣ゲーム『ポケモンスマイル』のアップデートを実施した。
2020年6月のリリース以降、難易度の調整や不具合の修正が行われてきた同アプリだが、作中にポケモンやアイテムが追加されるのは今回が初めてとなる。およそ1年半ぶりに新たなコンテンツが実装された形だ。
『ポケモンスマイル』は、ポケモンたちと一緒に歯みがきの習慣を身に付ける教育用ゲームアプリ。モバイル端末の内蔵カメラを使い、歯みがきを行う姿を映すことで、「むしばきん」に捕らわれたポケモンを救出。助け出したポケモンを捕獲して図鑑に登録したり、歯みがきを継続して称号をランクアップさせるといったゲーム性で、嫌煙されがちな日課を楽しい時間へと変える。
今回のアップデートではドーブル、ルンパッパ、マネネ、デデンネら各ポケモンが追加。歯みがき中の画面で被れる「ポケモンキャップ」も新たな種類が実装されたほか、所要時間や撮影の設定もセーブデータごとに変更が可能となった。
同アプリの開発には日本歯科医師会も携わっており、全国の各地で『ポケモンスマイル』を使った啓発活動が展開されている。こうした取り組みや家庭の困りごとを遊びで解決するゲーム性が評価され、2021年には「グッドデザイン賞」を受賞するなど注目を集めた。
『ポケモンスマイル』は、iOS/Android向けに各ストアで無料配信中。なお11月8日(いい歯の日)には、同アプリから派生した知育絵本『こすってあそべる! ポケモンはみがき』が発売されている。