ウクライナのTernox Gamesは11月14日、80年代から90年代の日本を生きる株のトレーダーとなるゲーム『STONKS-9800: Stock Market Simulator』(以下、STONKS-9800)の発売延期を発表した。新たなSteam版のリリースは2022年Q1(4月から6月)を予定している。Nintendo Switch、PS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X|S版は2022年中にリリース予定となっている。
現在Steamストアにて配信されているデモ版を含め、本作は日本語にも対応する。
また、今回の発表にあわせて、本作の新映像も公開した。
『STONKS-9800』はバブルの絶頂から崩壊までの日本を舞台に、株トレーダーとなって成り上がりを目指すビジネスマンシミュレーターだ。
相場をチェックして株を購入し、配当金からより多くの利益を追求する。一方でプレイヤーには、幸福度、快適さ、ストレスのパラメータが設けられており、住まいを変えてQOLを上げたり、お出かけをして息抜きをしなければ、場合によっては病院送りになってしまう。そのため、数字と睨めっこをするだけでなく、己の私生活もゲームにおける重要な要素となっており、プレイヤーの行動によって相場が動くこともあるという。
また、獲得した資金で車や不動産を購入して余裕を作ることや、株取引を押し進めて支配権を獲得し、会社を経営することも可能であり、はては非合法にメイクマネーすることも可能である。
さらに、パチンコや競馬などのミニゲームを行うことができ、新たなトレーラーではバブリーなドレスに身を包んだ主要キャラクターのAmyとデートする描写も確認され、80から90年代の日本を舞台に様々な体験を期待できるだろう。
本作はタイトルにハイフンと9800が取り込まれているように、グラフィックもPC-98シリーズを意識したドットのグラフィックを採用しており、レトロな本作の世界観をアートワークがより豊かに演出してくれるはずだ。
興味がある読者はぜひ本作をウィッシュリストに登録して、発売を待とう。