駒草出版は、とみさわ昭仁氏のコラム・エッセイ集『勇者と戦車とモンスター -1978~2018☆ぼくのゲーム40年史』を12月20日に発売する。価格は税込1760円。
『メタルマックス』や『ポケットモンスター 赤・緑』などの開発に携わったとみさわ昭仁氏が、日本のビデオゲーム史を描く自伝的なゲームの青春記となっている。
書影出ました。『勇者と戦車とモンスター -1978~2018☆ぼくのゲーム40年史-』12/20発売です。https://t.co/sAJhz8BHds
— とみさわ昭仁 (@hitoqui_ponko) November 22, 2021
とみさわ昭仁(あきひと)氏は、ゲームクリエイター、ライター、コレクター。
週刊少年ジャンプで連載していた「ファミコン神拳」の「カルロス」としても知られており、ファミコン通信(現、ファミ通)でのライターの活動のほか、『メタルマックス』に関わるなどゲームクリエイターとしても活躍。
また1991年から2009年まではゲームフリークに所属。『ポケットモンスター 赤・緑』をはじめとした「ポケモン」シリーズの開発に携わる。無類のコレクターとしても知られ、その豊富な知識と活かして近年は古書店「マニタ書房」を経営していた。
今回の『勇者と戦車とモンスター -1978~2018☆ぼくのゲーム40年史』は、月額500円の有料オンラインマガジン「水道橋博士のメルマ旬報」にて、とみさわ昭仁氏が連載していたコラム、エッセイをまとめたもの。
連載時は「30年史」としていたが、2018年の出来事も加筆したため「40年史」と改められている。
内容としては『スペース・インベーダー』の衝撃からはじまり、横井軍平氏、宮本茂氏、堀井雄二氏、さくまあきら氏などの「ゲーム界の偉人」たちとの交流、『ポケモン』の誕生などをとみさわ昭仁氏の視点から語られるものとなっている。
「ゲーム史で<革命>が生まれる瞬間を見続けてきた著者が描く、 波乱万丈にして唯一無二、誰も書けなかった超自伝的<ニッポンのゲーム>青春記」だという。
Amazonでは予約が開始しているので、日本のコンピューターゲームの歴史に興味がある人は購入を検討してみてはいかがだろうか。
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