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『サイレントヒル』『SIREN』外山氏の新作ホラーゲーム『野狗子: Slitterhead』発表。異形のクリーチャーが襲い掛かるアジアを舞台にしたダークなアクションアドベンチャー

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 ゲームアワード「The Game Awards 2021」にて、ホラーゲーム『野狗子: Slitterhead』を発表された。

 ジャンルはアクション・アドベンチャーとなり、プラットフォーム、発売日は未定。

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(画像はYouTube「野狗子: Slitterhead – Teaser Trailer – TGA 2021」より)

 『野狗子: Slitterhead』(野狗子は「やくし」と読む)は、『サイレントヒル』、『SIREN』などで知られるゲームクリエイターの外山圭一郎氏の新作ホラーゲーム。外山氏がSIEから退社して、独立した自身のゲームスタジオBokeh Game Studioのデビュー作となる。

 公開されたティザートレーラーでは、クリエイティブディレクターには外山圭一郎氏、音楽には『サイレントヒル』シリーズに携わり、世界的に評価の高い山岡晃氏がクレジットされている。また『ブレス オブ ファイア』や『デビル メイ クライ』シリーズなど数多くの作品でキャラクターをデザインしたことで知られる吉川達哉氏が携わっている。

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(画像はYouTube「野狗子: Slitterhead – Teaser Trailer – TGA 2021」より)
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(画像はYouTube「野狗子: Slitterhead – Teaser Trailer – TGA 2021」より)
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(画像はYouTube「野狗子: Slitterhead – Teaser Trailer – TGA 2021」より)
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(画像はYouTube「野狗子: Slitterhead – Teaser Trailer – TGA 2021」より)
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(画像はYouTube「野狗子: Slitterhead – Teaser Trailer – TGA 2021」より)

 映像では、現代のアジアを思わせる路地でサラリーマンが歩いていると、現れた女性がクリーチャーに変貌して襲われるものに。看板や風景などから中国が舞台と推測できる。

 閃光のような塊が人間に乗り移ったり、血液を刀のようにする凝固させる人、武器を使ってクリーチャーを真っ二つにする人が現れてることから、アクション要素もありそうだ。

 プレスリリースによると「アジアを舞台としたダークホラーな世界観や、人に非ざる異形のモンスター、そして謎の力を操る人間たちとの死闘が描かれています」とのこと。また同トレーラー使われている音楽は、山岡晃氏の最新楽曲だという。

 外山圭一郎氏によるメッセージも公開されており、以下のとおり。

【代表メッセージ】

今回、Bokeh Game Studio が総力を上げて取り組んでいる初回作品のティザートレーラーを公開させていただきました。
まだ詳細は明かせませんが、新しいIP で、様々な新しいアイデアが込められたエンターテインメント作品となりますので、短い映像ではありますが、あれこれ想像いただけたらと思います。

プロジェクトは規模的にAAA タイトルといったものではありませんが、全体を俯瞰しつつテンポ良くゲームを追及できる、バランスの取れた制作体制を作る事が出来たと感じています。発売まではしばらくお時間をいただくことになりますが、それまでの間も、ファンの皆様とより密な関係を築いていきたいと考えております。
主にSNS を通じて、制作過程や開発スタッフの紹介など、様々なコンテンツを配信していきますので、注目し続けていただけると幸いです。

代表取締役 CEO/クリエイター
外山 圭一郎 -Keiichiro Toyama-

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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