ゲームアワード「The Game Awards 2021」にて、ホラーゲーム『野狗子: Slitterhead』を発表された。
ジャンルはアクション・アドベンチャーとなり、プラットフォーム、発売日は未定。
『野狗子: Slitterhead』(野狗子は「やくし」と読む)は、『サイレントヒル』、『SIREN』などで知られるゲームクリエイターの外山圭一郎氏の新作ホラーゲーム。外山氏がSIEから退社して、独立した自身のゲームスタジオBokeh Game Studioのデビュー作となる。
公開されたティザートレーラーでは、クリエイティブディレクターには外山圭一郎氏、音楽には『サイレントヒル』シリーズに携わり、世界的に評価の高い山岡晃氏がクレジットされている。また『ブレス オブ ファイア』や『デビル メイ クライ』シリーズなど数多くの作品でキャラクターをデザインしたことで知られる吉川達哉氏が携わっている。
映像では、現代のアジアを思わせる路地でサラリーマンが歩いていると、現れた女性がクリーチャーに変貌して襲われるものに。看板や風景などから中国が舞台と推測できる。
閃光のような塊が人間に乗り移ったり、血液を刀のようにする凝固させる人、武器を使ってクリーチャーを真っ二つにする人が現れてることから、アクション要素もありそうだ。
プレスリリースによると「アジアを舞台としたダークホラーな世界観や、人に非ざる異形のモンスター、そして謎の力を操る人間たちとの死闘が描かれています」とのこと。また同トレーラー使われている音楽は、山岡晃氏の最新楽曲だという。
外山圭一郎氏によるメッセージも公開されており、以下のとおり。
【代表メッセージ】
今回、Bokeh Game Studio が総力を上げて取り組んでいる初回作品のティザートレーラーを公開させていただきました。
まだ詳細は明かせませんが、新しいIP で、様々な新しいアイデアが込められたエンターテインメント作品となりますので、短い映像ではありますが、あれこれ想像いただけたらと思います。プロジェクトは規模的にAAA タイトルといったものではありませんが、全体を俯瞰しつつテンポ良くゲームを追及できる、バランスの取れた制作体制を作る事が出来たと感じています。発売まではしばらくお時間をいただくことになりますが、それまでの間も、ファンの皆様とより密な関係を築いていきたいと考えております。
主にSNS を通じて、制作過程や開発スタッフの紹介など、様々なコンテンツを配信していきますので、注目し続けていただけると幸いです。代表取締役 CEO/クリエイター
外山 圭一郎 -Keiichiro Toyama-