マンガ家の真島ヒロ氏が、多忙な仕事の合間を縫って“趣味で”ゲームの制作を進めているようだ。同氏が『週刊少年マガジン』誌上で連載中のスペースファンタジーマンガ『EDENS ZERO』を題材としており、2022年の早い時期には無料の作品として完成を目指しているという。
スペースで話題に出た趣味で作ってるフリーゲームです。まだ制作中ですが来年の早い時期には完成しそうです。 pic.twitter.com/0KTPlYP8QN
— 真島ヒロ (@hiro_mashima) December 17, 2021
真島氏は12月17日(金)、Twitterの音声配信機能「スペース」を使ったテスト放送の場で着手に言及。配信の終了後にツイートを投稿し、デモ画面が映った4枚の画像を公開している。
スクリーンショットを見る限りでは、動画配信者「B・キューバー」にして冒険者ギルドに所属する同作のヒロイン「レベッカ・ブルーガーデン」と、銃に変形できる相棒の猫「ハッピー」が登場する模様。「お化けが出没する」という噂の洋館を舞台に、マップに仕掛けられた謎を解きながら探索が行われる。
真島氏といえば筆の速さでも知られており、2021年9月に行われたオンラインサイン会では、わずか2時間ほどで50名分のサインを執筆。しかも1枚ごとに参加者のリクエストに応え、異なるキャラクターを描き分けたうえでの驚異的スピードだ。
また、日々の執筆の合間にも時間を見つけてはゲームに興じたり、「らくがき」と称して原稿外のイラストを公開するなど、仕事とプライベートの両立における逸話は絶えない。
https://twitter.com/hiro_mashima/status/1413804704560148480
マンガ家が連載中の作品を用いて個人的にゲームを制作するという事例は極めて珍しいケースだが、真島氏が語るからには近いうちに日の目を見るだろうという安心感がある。今後どのような形で発表されるのかも含め、リリースを楽しみに待ちたい。