フロム・ソフトウェアが2月25日より発売したPS5、PS4、Xbox Series X|S、Xbox One、Steam用アクションRPG『エルデンリング』において、最初のフィールド「リムグレイブ」スタート地点付近を徘徊する強敵「ツリーガード」に挑み続けるプレイヤーが続出しているようだ。
「ツリーガード」はゲーム最序盤で訪れる「エレの教会」付近を徘徊しているので、やろうと思えばゲーム開始約20分程度で挑戦できてしまうボスモンスターだ。
その強さは尋常ではなく、馬に乗った状態から放たれる強力な槍の攻撃は、余程『ダークソウル』や『SEKIRO』などのフロム・ソフトウェア作品に慣れているプレイヤーでなければゲーム開始直後に倒せないほどの強敵となっている。
しかし近づかなければ戦闘になることはないので無視して先に進み、装備やレベルを強化してから改めて挑む……というのが正攻法となる。つまり、「超序盤に出てくる、勝てない敵」なのだ。
『ダークソウル』シリーズの「黒騎士」や「達人」など、シリーズ経験者にはおなじみのポジションなのだが、発売前のSNSなどの大きな盛り上がりにより、『エルデンリング』から初めてフロム・ソフトウェア作品に触れるというプレイヤーも多く、そんなフロム初体験プレイヤーが「ツリーガード」に挑んでは敗北し続ける事故が多発しているようだ。
筆者も最序盤から4時間ほど「ツリーガード」に挑み続けているが、未だに倒せていない。
なお、本作でストーリーの進行上、必ず撃破する必要がある最初のボスは「ツリーガード」ではなく「忌み鬼、マルギット」となる。
『ダークソウル』シリーズや『ブラッドボーン』ではその難度の高さから、たびたび「最初のボスの突破率」の低さが取り沙汰されるのだが、今回の「忌み鬼、マルギット」を撃破した際に取得できるトロフィー取得率はSteam版で25.2%、PS5版で17.9%となっている(記事執筆時点)。まだ発売2日目ではあるものの、今作でもその歯ごたえは健在のようだ。
『エルデンリング』は2月25日より発売が開始されている。フロム・ソフトウェア作品に慣れている方も、今作から初めて触れる方も、ぜひ一度「ツリーガード」に挑んでみるといいだろう。