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中村育美氏がゲームスタジオ「UNSEEN」の設立を発表。東京を拠点に時間、空間、言語、創造性に制限されないボーダーレスなゲームスタジオとして運営

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 ゲームクリエイターの中村育美氏は、ゲームスタジオ「UNSEEN」の設立を自身のTwitterアカウントにて発表した。

 またあわせてゲームスタジオ「UNSEEN」の公式サイト、公式Twitterをオープンしている。

 中村育美氏は、E3 2019の『Ghostwire: Tokyo』発表時にプレゼンターとして登壇し、そのパフォーマンスによって注目されたゲームクリエイター。

 かつてはカプコン、クローバースタジオ、Tango Gameworksに在籍し、『大神』、『サイコブレイク』に携わり、『Ghostwire: Tokyo』ではクリエイティブディレクターを務めていた。

 2019年にTango Gameworksを退社し、独立。今回は新しいスタジオ『UNSEEN』の設立を発表した。拠点は日本の東京に置くが、アーティストが集うターミナルとしての役割を果たし、時間、空間、言語、創造性に制限されないボーダーレスなゲームスタジオとして運営していくという。

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 すでに10人以上が在籍しており、「We are UNSEEN」というビデオも公開している。中村育美氏はCEO兼クリエイティブディレクターとして活躍していくようだ。

 「私たちが目指すのは、ビデオゲームの領域を超えることです」とも謳われており、今後、どのような作品が発表されるのか、続報を楽しみにしたい。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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