スパイク・チュンソフトは、オープンワールド推理RPG『ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット』の日本版を2022年の夏に発売すると発表した。
対象プラットフォームはPS4、PS5、Nintendo Switch。価格はパッケージ版、ダウンロード版とも未定。
『ディスコ・エリジウム – ザ・ファイナルカット』日本語版をスパイク・チュンソフトより発売することが決定いたしました。発売時期等の詳細は近日中に改めてご案内いたしますので、続報をお待ちください。 https://t.co/Zo8DKEALQ5
— スパイク・チュンソフト (@spikechunsoft) March 18, 2022
『ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット』は、油絵調のグラフィックが特徴のアドベンチャーゲーム要素が色濃いオープンワールドRPG。今回の「ファイナルカット」と銘打たれているものは、ボイスと新しいクエストが追加された決定版となる。
主人公はアルコール中毒者で、脳内に24の人格を持つ記憶喪失の男だ。街では奇怪な殺人事件が起きており、主人公が調査することになる。
テーブルトークRPGをプレイしている感覚のゲームシステムが特徴で、ゲーム内で行動する際、24のスキルがそれぞれゲームマスターのような人格を持っており、それらが脳内討論を繰り返していく。これらの脳内の議論はプレイヤーに物語に洞察をもたらしていくのが特徴だ。
もととなる2019年に発売された『ディスコ エリジウム』は、「The Game Awards 2019」で「ベストRPG」を含む4部門でのアワードなど、多数の賞を受賞しており、高く評価されている。
本作はしばしば難解な独特の言い回しのテキストが膨大にあることでも知られており、日本語版の発売自体が懸念されていたが、今回、日本版が発売することがあらためて発表されたことは朗報といえそうだ。
日本語版『ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット』は、2022年夏に発売予定だ。