『Goat Simulator』の開発元であるCoffee Stainと欧米で活躍する俳優・スティーヴォー氏は4月1日(金)、同作の新作ミュージカル映画『Goat Simulator: The Musical Motion Picture』を製作中であることを発表した。
『Goat Simulator』は「次世代のヤギシミュレーションを提供する」とうたう作品だ。プレイヤーはヤギを操作してオープンワールドのマップを動き回り、さまざまなオブジェクトにインタラクトしたり、謎解きなどのミニゲームに挑戦することができる。
致命的でないバグについては「愉快なものなので残してある」というワイルドなスタイルも特徴で、そのシュールなゲームプレイは多くの話題をさらってきた。
今回発表されたミュージカル映画は現在、スティーヴォー氏の所有する農場でヤギの群れとともに撮影が進行中。映画スターになることを夢見るヤギの主人公「ピルゴー」が都会へと旅立ち、ハリウッド進出に挑む姿を描く作品になるという。
どこへ行っても悲惨な出来事に出くわしてしまうという「呪い」を持つピルゴーが、オーディション中にエイリアンに誘拐されたり、幽霊を召喚したり、リスのマフィアが運営する異次元への扉を開いてしまうなど、奇想天外な物語が予告されている。
また、スティーヴォー氏とCoffee Stainは現在、本映画に出演するキャストの公開オーディションを開催中。すでにジェームズ・バックリー氏をはじめとする人気俳優たちが参加しているという。オーディション台本では、参加者が持つ感情表現の幅と同時に、自らの中に眠るヤギをどれだけうまく表現できるかが試されるとのことだ。
オーディションには、TikTokにてハッシュタグ「#GoatSimMovie」と「@GoatSimulatorGame」へのメンションを含めて投稿することで誰でも参加可能。本企画が本当に始動するかどうかは不明だが、TikTokでのオーディションは実際に実施される模様なので、興味がある方は応募してみてはいかがだろうか。
プレスリリースの全文は以下のとおり。
ヤギシミュレーター『Goat Simulator』ついにミュージカル映画化決定!
『Goat Simulator: The Musical Motion Picture』―TikTokにて主人公役(ヤギ)の公開オーディションを開催中―
本日2022年4月1日(金)、Coffee Statinと俳優・スティーヴォー氏は、新作ミュージカル映画『Goat Sim ulator: The Musical Motion Picture』を制作中であることを発表しました。脚本・制作はCoffee Stain、監督は本作が初映画監督作品となる世界的スタントマン兼俳優のスティーヴォー氏が担当します。本作の制作は、スティーヴォー氏が所有する農場でヤギの群れとともに現在行われています。
さらに、本作の制作発表に合わせて、新たな才能を発掘するため、ヤギの主人公「ピルガー」役の公開オーディションをTikTok上で開催いたします。本オーディションは、ハッシュタグ「#GoatSimMovie」をつけて「@GoatSimulatorGame」をメンションし、映画公式オーディション台本を演じた動画を投稿することで、どなたでもご参加いただけます。イギリスで人気のコメディドラマ「The Inbetweeners」などで実績を持つジェームズ・バックリー氏ら著名人が、すでにTikTok上で応募動画を公開しています。
『Goat Simulator: The Musical Motion Picture』は、世界的に大ヒットしたCoffee Stainのゲーム『Goat Simulator』を題材とし、主人公のヤギ「ピルゴー」が暮らし慣れた農場を離れて、ハリウッドでスターダムを駆け上がることを目指す物語です。
■『Goat Simulator: The Musical Motion Picture』あらすじ:
小さな町に暮らすヤギ、ピルゴーは、他の動物たちと同じように農場で働きながらも、ビッグなミュージカル映画スターになることを夢見ていた。しかし、どこに行っても予測不可能かつ不可解な悲惨な出来事に出くわしてしまうという、奇妙で不可思議な「呪い」を幼少期から持っていた。
農場で不気味な事件が多数発生した末に他の動物たちから疎まれたピルゴーは、名声と最高級の干し草でいっぱいの巨大な納屋、そして毎日ミルクを絞ってくれる誰かを求めて、ついに都会へと旅立つ。
ドラマとドタバタアクションが満載の本作では、ピルゴーがハリウッド進出に挑む過程や、時には「呪い」のために個性豊かなキャラクターたちと衝突する様子を描きます。例えば、最初のオーディションではエイリアンに誘拐され、役作りのリサーチ中には誤って幽霊を召喚してしまい、求人広告を熱心に見て回るうちに、リスのマフィアが運営する異次元への扉を開いてしまうなど、物語は多彩な面を見せます。
ピルゴーが持つ眩いばかりの個性、才能、そして愛嬌のあるヤギ・スマイルは、ハリウッドを説き伏せて業界のトップリストに加わるだけの実力と成り得るのでしょうか。また、この奇妙なアドベンチャーと新たな友人たちは、ピルゴーの中にある真のスターを発見する助けとなるのでしょうか。
本作には、カントリーロック風のバラード「Grass Ain’t Always Greener」、ソウル調の「Hooves Don’t Fail Me Now」、ヒップホップの「N.U.T.S aka Never Underestimate the Siquirrel」、妖しいメロディを持つフォークトラック「Look Right Through Me」、パンクロック調の「Mess with the Goat (you get the horns)」、ポップアンセムの「BAA!」など、12曲のオリジナルソングが登場予定です。
スティーヴォ―とCoffee Stainのパブリッシング部門およびCoffee Stain Northは、現在新たな才能を持つ”群れ”を求めて、キャストの公開オーディションを開催中です
主役を選ぶ本オーディションには、ジェームズ・バックリーをはじめとする人気俳優たちがすでに参加しています。オーディション台本は、参加者が持つ感情表現の幅と同時に、自分の中に眠るヤギをどれだけうまく表現できるかを試す内容となっています。
TikTokでハッシュタグ「#GoatSimMovie」と「@GoatSimulatorGame」へのメンションを含めて投稿することで、誰でもオーディション台本を演じた動画を投稿し、本オーディションに参加することが可能です。詳細につきましては、「Goat Simulator」の公式TikTokチャンネル(@GoatSimulatorGame)でご確認ください。
■『Goat Simulator: The Musical Motion Picutre』監督、スティーヴォ―氏のコメント:
「私はゲームについてはあまり詳しくないかもしれません。ですが、ヤギは大好きです。だから、Coffee Stainから本作のアイデアを持ちかけられたとき、すぐに乗り気になりました。まだ制作の初期段階にはなりますが、誰も見たことがないような作品になる予定です。現在、公式TikTokで完璧なピルゴーを演じることのできるキャストを公募しています。皆さんの演技を見ることを楽しみにしています!」■Coffee Staion パブリッシング部門副社長、アルバート・サフストルム氏のコメント:
「昨今ゲームの映画化がルネサンス期のようなものを迎えていることは、皆さんご存じの通りです。最近では、『ウィッチャー』や『ソニック・ザ・ムービー』のような作品が大きな成功を収めていますが、私たちが制作しているようなものは他にはありません――ヤギです。私たちはピルゴーの素晴らしい物語を多くの人に伝え、彼の複雑なキャラクターを深く掘り下げることが義務であると感じました。スティーヴォ―とともに本作に取り組めることを嬉しく思っています。この映画に対する彼の驚くべきビジョンを、世界中の『Goat Simulator』ファンと共有するのが待ち切れません。」■『Goat Simulator』概要:
Coffee Stainが開発及び販売を担当する『Goat Simulator』は、プレイヤーがヤギの主人公「ピルゴー」を操作する、最新のヤギ・シミュレーション技術を駆使した三人称視点のアクションゲームです。
プレイヤーはできるだけ多くの混乱を引き起こすことを究極の目的として、ジャンプしたり走ったり、物をぶつけたり、オブジェクトを舐めまわしたりしながら、オープンワールドのマップを自由に探索し、隠された不思議な秘密を見つけていきます――ヤギとして。
2014年4月にMicrosoft Windows向けに全世界で発売された本作は、世界的な成功をおさめ、その後、Android、iOS、Xbox、PlayStaiton、Nintendo Switch版もリリースされました。
本作の最新情報は、各ソーシャルメディアにてご確認ください。
〇TikTok: https://www.tiktok.com/@goatsimulatorgame
〇Twitter: https://twitter.com/goat_simulator
〇Facebook: https://www.facebook.com/GoatSimulator/
〇公式サイト: https://www.goat-simulator.com/
Coffee Stainについて
スウェーデンのシェブデ、ストックホルム、マルメ、ヨーテボリにオフィスを構えるCoffee Stainは、ゲーム開発スタジオ兼パブリッシャーです。2010年に設立されて以来、世界的センセーションを巻き起こした『Goat Simulator』や『サンクタム』、現在早期アクセス実施中の工場ビルダー『Satisfactory』などを手掛けています。
Coffee Stain パブリッシング部門は、才能ある開発者を発見し、ゲーム制作のためのツールや時間を提供するため、2017年に設立されました。『Deep Rock Galactic』や、高い評価を得ている『Huntdown』、インディーズゲーム大作『Valheim』、Steamで早期アクセス実施中の幽霊かくれんぼゲーム『Midnight Ghost Hunt』などのプロジェクトを厳選してパートナーに迎えています。
2018年、Coffee Stainはゲーム業界における男女平等を支援するために「Leveling the Playing Field(LTPF)」を立ち上げ、従業員の半数以上が女性である小規模なスタートアップの開発チームへの資金援助を開始しました。2020年にはその適用基準を拡大し、取り上げられることの少ない人種や民族を含めています。詳しくは、https://www.ltpfgroup.com/をご覧ください。
Coffee Stain Northについて
Coffee Stain Northは、一人称視点のアドベンチャーゲーム『A Story About My Uncle』および『Goat Simulator』のダウンロードコンテンツである「GoatZ」と「Waste of Space」を制作したチームです。
Coffee Stainが有するパートナーの詳細については、下記にてご確認ください。
〇Website: www.coffeestain.se/games/
〇Twitter: https://twitter.com/Coffee_Stain
〇Facebook: https://www.facebook.com/CoffeeStainStudios/
〇YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCcwOuNMKbj3jvZOhrjFEW9A
以上