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過激さと暴力に満ちたお使いFPS『POSTAL 2』がGOG.comにて無料配布を開始。行く先々で武装市民に巻き込まれる男となり、妻の依頼を粛々とこなすかヤケクソで事態を悪化させるか選ぶ

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 PCゲーム販売プラットフォームのGOG.comは4月21日(木)、アクションシューティングゲーム『POSTAL 2』無料配布を開始した。通常9.99ドル(約1300円)の同作がお得に手に入る形だ。配布期間は日本時間4月23日(土)の午前6時30分まで

 『POSTAL 2』はRunning With Scissorsが手がける、1997年より続くシューティングゲームシリーズの第2作。2003年にWindows向けのPC版がリリースされ、のちにMacOS版やLinux版が発売された本作では、開発にUnreal製の3Dエンジンを取り入れ、主観視点によるFPS形式のシステムを確立した。

 ゲーム内容としては「ポスタル・デュード」という名の主人公を操作して、牛乳を買いに出かけたり、図書館へ貸出期限の過ぎた本を返しにいくといった妻に頼まれた日常的な「お使い」をこなしていくものとなっている。

『POSTAL 2』GOG.comにて無料配布を開始。過激さと暴力に満ちたお使いFPS_001
(画像はYouTube「POSTAL 2 – Official Trailer (2015)」より)
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(画像はYouTube「POSTAL 2 – Official Trailer (2015)」より)
『POSTAL 2』GOG.comにて無料配布を開始。過激さと暴力に満ちたお使いFPS_003
(画像はYouTube「POSTAL 2 – Official Trailer (2015)」より)

 一方道中では、武装した市民同士の争いに巻き込まれるなどのさまざまな事件が行く先々で発生。過激かつバイオレンスなユーモアに満ちた世界で、プレイヤーには目の前の事態に関わることでより悪化させるか、理不尽な状況に耐えて粛々とタスクを遂行するかの選択が迫られる。

 市民を次々と惨殺していくプレイも可能な暴力描写から人によっては好みの分かれる作品だが、Steamでは5万7000件以上のレビューが寄せられるなか「圧倒的に好評」と強い支持を集めている。

 なお同シリーズの最新作となる『POSTAL 4: No Regerts』が同日にSteamGOG.comで正式リリースされたことから、今回の無料配布はプロモーションの一環である可能性が高いとみられる。残念ながら日本語へは未対応となっているが、触れてみるのにピッタリな機会といえるだろう。

 またセール期間は明示されていないものの、GOG.comでは最新作『POSTAL 4: No Regerts』も通常39.99ドルのところ20%オフの31.99ドル(約4100円)で販売されている。Steamにおいては4月28日(木)まで、少々お得な3280円(税込)にて購入可能だ。

ライター
フリーランスの翻訳者を経て、2021年より編集アシスタントとして加入。京都の町屋で猫と暮らす。
Twitter:@dashimaruJP

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