デベロッパーのDark Point Gamesは4月21日、アクションRPG『Achilles: Legends Untold』を5月12日に開発途中でゲームを配信する早期アクセスで配信すると発表した。
対応プラットフォームはPC(Steam)となる。なお製品版は2023年第1四半期に発売を予定しており、アーリーアクセス期間中は低価格で販売すると発表している。
『Achilles: Legends Untold』は、ギリシャ神話を題材に神話上の英雄アキレスの戦いを描くアクションRPGだ。ハデスとアレスの数世紀に渡る戦いが繰り広げられる古代ギリシャを舞台に、アキレス扮するプレイヤーはアレスの子フォボスを討つべく世界を巡ることとなる。
旅路にはアキレスを主人公に語られるホメロスの著作『イーリアス』に登場するさまざまなキャラクターやクリーチャーが立ちはだかるため、ゲームプレイを通してギリシャ神話の世界観を味わえるだろう。
本作はフロムソフトウェアの『ソウル』シリーズと昔ながらのハック&スラッシュゲームに大きく影響を受けた作品となっており、プレイヤーは道中で登場するキャラクターを撃ち倒しながら武器や防具などを組み替えてゲームを進行していく。
星座をモチーフとするスキルツリー要素も設けられており、キャラクターのステータスや能力も攻略の鍵を握る要素となる。
なお『ソウル』シリーズからの影響は開発チームが明らかにしているがグラフィックはかなり異なり、公開されているスクリーンショットを参照すると本作では見下ろし視点とややデフォルメされた可愛らしいキャラクターデザインが採用されている。
戦闘は『ソウル』シリーズからの影響を反映させ「学びやすいが、マスターするのは難しい」設計を目指し制作されている。そのため新規プレイヤーの障壁となることは無いが、『ソウル』シリーズのベテランプレイヤーでも楽しめる設計となる。
さらに、本作はマルチプレイ機能を搭載しており、自動生成されたダンジョンを友達と攻略し、自信の腕を磨きながらプレイ可能だ。このほか、本作にはGAIAシステムという機能が採用されており、プレイヤーの動きを学習することで敵が新たな戦略で自身に立ちはだかる。
アーリーアクセスモードでも充分に楽しめる内容となりそうだが、正式版では2種類のエンディングを持つ5つのチャプターからなるストーリーモードのほか、探索可能な新しいロケーション、敵やアイテムが追加され、最大4人までの協力プレイに対応するという。
興味がある読者は、ストアページから本作をウィッシュリストに登録し、発売を待とう。