デベロッパーのSUNNY SIDE UPは5月17日、魔女見習いの少女が主人公のスローライフRPG『Little Witch in the Woods』を開発中のゲームを発売する早期アクセスとして配信開始した。価格はSteam版が1640円、Microsoft store版が1884円となる。
対応プラットフォームはSteam、Microsoft store、X Box Series X|S、Xbox Oneとなっており、Xbox Game PassとX Box Cloud Gamingに対応する。
また、Steam版はスペシャルプロモーションとして5月24日までの間、10%オフの1476円で販売される。
『Little Witch in the Woods』は2Dピクセルアートがキュートな見習いの魔女エリーの生活を描くスローライフRPGだ。本作の舞台「ルセリン・オルトゥ」では、魔女は世界各地に住みその土地の住民を助ける風習がある。
本作の主人公エリーは見習い魔女として一人前の「魔女の家」に派遣され、近所の住民のお手伝いや錬金術によるポーションの制作を実践し、見習いの卒業を目指していく。
ポーションの作成にはさまざまな素材が必要なため、フィールドの探索も必要だ。各マップはそれぞれに異なるテーマが設けられており、さまざまなクリーチャーが生活している。アイテム収集を経て獲得したポーションは住民が抱える問題を解決する上でも役に立つ。
また、本作は探索やアイテムの制作による経営以上に登場人物たちとの交流を通して進行するストーリーが主体の作品だ。魔女学校の教えを実践するのみならず、個性的な村の住民たちと交流し、時に悩みを聞いてあげよう。登場人物の好みにあったプレゼントをあげたり、強い信頼関係を築くことが出来れば、隠されてきた真実に触れることとなる。
いっぽう、一人前の魔女になるためにはしっかりと休憩することも大切だ。魔女にとって大切な存在である猫との交流のほか、ゆったりと釣りをしてのんびり過ごすのも一興だ。
なお、本作は現時点で英語、中国語(簡体字)、韓国語に対応しており、日本語には対応していないが、Steamストアページのニュースハブに掲載されている「見習い魔女のための必読ハンドブック」によると「アーリーアクセスの段階でより多くの言語をカバーするよう努力する」とされているため、日本語への対応にも期待したい。
前述の「見習い魔女のための必読ハンドブック」は教育委員会(デベロッパーのSUNNY SIDE UP)により本作に関するFAQが掲載されており、正式リリースや本作のアップデートに関する疑問がある読者はチェックしよう。
正式リリースは2023年を予定しており、アーリーアクセス版を購入していれば無料でアップデートが可能だ。製品版ではプロローグや新規ステージ、シナリオなどを拡張し、20時間ほどのプレイできるボリュームとなる予定だ。
興味がある読者は、ぜひ見習い魔女として『Little Witch in the Woods』を訪れてみてはいかがだろうか。