『リングフィットアドベンチャー』のRTA走者として知られるえぬわた氏は5月24日、『リングフィットアドベンチャー』のRTAに関わる同作のグリッチを発見した。
グリッチ発見の瞬間は、えぬわた氏のTwitchアカウントにてアップロードされている「リングフィットRTA100%練習」と題された配信アーカイブの36分50秒周辺の箇所となっている。
https://twitter.com/nwata1122/status/1531116441902399489?s=20&t=Pv0pjwgvJENOGVLR_-j5dA
『リングフィットアドベンチャー』は、任天堂より2019年に発売されたNintendo Switch専用のフィットネスソフト。今回グリッチを発見したえぬわた氏は、RTAの祭典「RTA in Japan Summer 2021」にてレギュレーション「Beat World1 Intensity Level 30, Intended」を生配信でプレイし、同時接続者が18万人を越えるなど人気のRTA走者だ。
今回発見されたグリッチは、ゲーム上でホバー移動する際に、リングコンを強く押し込んだまま高速連打することで、ホバー時間を強引に延長するというテクニックだ。長距離のホバー移動を実現することで、時間を要するギミックや戦わなけばならない敵キャラクターをスルーし、時間を短縮することができる。
「リングコンを押し込みながら高速連打する」動きはゲームの設計上想定されておらず、またプレイヤーの体力や筋力を要する動作であるため、走者からは「筋力グリッチ」や「マッスルスキップ」などと呼ばれている。
いっぽうで、本グリッチに必要な「リングコンを押し込みながら高速連打する」動作は大きく体力を消耗し、敵をスルーすれば通常プレイで獲得できる経験値をスルーしてしまうため、えぬわた氏はデメリットを懸念している。
グリッチによって日々短縮されるRTAの記録が、ますます加速していくことに期待してやまない。