角川ゲームスは6月9日(木)、2022年の発売を予定していたNintendo Switch、PS4向けRPG『メタルマックス ワイルドウエスト』の開発中止を正式に発表した。理由については「現在の開発状況等を勘案」してのものとしている。
【ご案内とお詫び】
— メタルマックスプロジェクト【公式】【Cygames】 (@metalmax_pr) June 9, 2022
2022年発売予定『メタルマックス ワイルドウエスト』の、開発中止が決定しましたことをお知らせいたします。
お待ちいただいているユーザーの皆さま、関係者の皆さまに多大なるご迷惑をおかけしますこと、心よりお詫び申し上げます。https://t.co/3hefjY3OoO pic.twitter.com/7Mda5W0Gus
『メタルマックス ワイルドウエスト』は、スピンオフ作品『メタルドッグス』を手がけた24Frameと角川ゲームスが2020年9月に発売された『メタルマックスゼノ リボーン』の続編として開発を進めていた作品である。本作はもともと、前作から5年後の世界を舞台に世界設定や登場人物を一新し、街を復興させていくシミュレーション要素を盛り込んだ作品『メタルマックスゼノ リボーン2(仮)』として制作されていた。
しかし、2021年5月に配信されたシリーズ30周年の記念番組によると、『メタルマックスゼノ リボーン』の発売後にプレイヤーから寄せられた意見を受けて企画の仕切り直しを決定。同年3月にタイトルを『メタルマックス ワイルドウエスト』へ変更し、改めて制作していく方針が示されていた。
なお、『メタルマックス ワイルドウエスト』や『メタルドッグス』を含む「新世代メタルマックス」シリーズでは、構想中の作品『CODE -0- コードゼロ(仮称)』も発表されている。続報は明らかとなっていないため、引き続き動向を見守りたい。