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過酷な高山に都市を建設するゲーム『Laysara: Summit Kingdom』の新映像が公開。山頂の恐ろしい自然の脅威に抵抗しながら文明を築く。2023年第1四半期に発売

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 Quite OK Gamesは6月13日、新作ゲームの情報番組「PC Gaming Show」にて、『Laysara: Summit Kingdom』の最新トレイラーを公開した。

 あわせて、発売予定時期が2022年内から2023年第1四半期へと変更された。対応プラットフォームはSteamで、2022年内に発売予定だ。

 新トレイラーにはゲームプレイ映像と思われるフッテージも使用されている。

  『Laysara: Summit Kingdom』は、低地を追放された民の居住地を山に建設する都市建設型のシミュレーションゲームだ。

 本作では戦闘を初めとした軍事行為は一切行わないが、山の斜面に建設をする本作は雪崩や険しい気象条件と戦わなければならない。そのため、本作は自然の驚異の対策をしながら建設と経済、資源の管理を行わなければならず、戦略性と緊張感のある都市建設に期待できるだろう。

  ゲームモードはキャンペーンモードと自由に建設していくサンドボックスモードが用意されており、プレイヤーは任意の異なる山に建設を行っていく。建設した都市は共生し交易ネットワークを形成するため、建設した都市に再訪することで資源を獲得し、次の建設に役立てることができる。

 また、それぞれの山には異なる特徴、課題が設定されており、山の形状が異なるだけでなく、植生帯の配置や資源の有無、気象条件が異なる。緑豊かな低地で農業を営む余裕がある穏やかなケースがあれば、危険な地域で繁殖や資源の採取を実施するような手に汗を握る展開も待ち受ける。

 町の人口が増えれば資源の需要も増えるため、ヤク(ウシ目ウシ科ウシ属に分類される動物)を用いた運送業者の開設を行い、輸送網を最適化しなければならない。

 いっぽう。用いた運送業者の輸送にもコストが発生する。輸送路が遠方であるケースや道中で川や山を通過する必要があれば、舗装された道路のほか橋、立坑を駆使した輸送網を構築する必要がある。ストアページのGIFのひとつには、滑車を利用して山頂と地上を結ぶエレベーターのような装置も確認できる。
 
 くわえて、山での建設につきまとう雪崩の対策も必須だ。苦労して建設した都市も赤子の手をひねるように陥落するため、植林などにより重要な施設を守ったり、雪崩の方向をズラすといった建設上の戦略がゲームの鍵を握るだろう。

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(画像はSteam:Laysara: Summit Kingdomより)

 もし建設した都市の安全を確保しライフラインを確立できれば、山頂に神殿を建設することも可能だ。人を寄せ付けない山頂での建設作業は極めて危険である。しかし、もし過酷な環境で大量の物資を輸送して輸送路を確保し、命がけの建設を達成したならば、山に勝利する絶大な喜びを味わえるかもしれない。

 興味がある読者は、本作をウィッシュリストに登録して発売を待つと良いだろう。 

過酷な高山に都市を建設するゲーム『Laysara: Summit Kingdom』の新映像が公開_04
(画像はSteam:Laysara: Summit Kingdomより)
編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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