『Starfield』(スターフィールド)の主人公は「しゃべらない」タイプであることが明らかに。かつて『Fallout 4』では主人公がしゃべることで賛否両論となったことも

 Bethesda Game Studiosは、次世代RPG『Starfield』(スターフィールド)主人公は「しゃべらない」タイプであることを明らかにした。さらに会話シーンは一人称視点で進行するという。

 『Starfield』は、『The Elder Scrolls V: Skyrim』や『Fallout 4』を手がけたベセスダ・ソフトワークスによる完全新規タイトル。広大な宇宙を自由に探索することができる次世代型RPGとして開発されており、100を超える惑星系、1000以上の惑星に降り立つことができるという。

 今回、開発しているBethesda Game Studiosが明かしたのは『Starfield』(スターフィールド)の主人公が「しゃべらない」タイプの主人公であり、一人称視点で進行するというものだ。

 ベセスダが手掛けた『The Elder Scrolls V: Skyrim』や『Fallout 3』は伝統的なRPGの主人公=プレイヤーという見立てを踏襲しており、主人公は積極的には「しゃべらないタイプ」となっており、選択肢が主人公の台詞として成立する仕組みとなっていた。

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(画像はYouTube「Starfield: Official Gameplay Reveal」より)
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(画像はSteam「Fallout 4」より)

 しかし『Fallout 4』では、家庭を持っている中産階級の人間として従来シリーズよりも主人公の個性付けがされており、主人公はボイスつきの台詞がある積極的に「しゃべるタイプ」として表現された。またこれまでは一人称視点のまま会話が進行していたが、会話相手と主人公が交互に表示される、いわゆる映画のようにカットバックする表現となっていた。

 このことはプレイヤーの間で「気にならない」という人もいれば、「『Fallout』シリーズと合わない」と賛否両論になる結果となった。

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(画像はSteam「The Witcher 3: Wild Hunt」より)

 もちろん主人公がしゃべるタイプのRPGは『ファイナルファンタジー7』のクラウドや、『ウィッチャー3』のゲラルトのように評価の高い作品がある。しかしプレイヤー自身によるキャラクターメイキングを重視する『Fallout』シリーズで、過度な主人公への個性付けや、積極的に「しゃべる」こと、それに伴う主人公を強調するカットバックする表現は、プレイヤーが望んでいたものと乖離があったのかもしれない。

 そうした賛否両論を受けてなのかは不明だが、今回の『Starfield』では主人公がしゃべらないタイプ、一人称視点という従来のものへと戻っているという。

 こうした方針に多くのプレイヤーは歓迎をしているようだ。一方で『Fallout 4』のタイプが好きだったと表明する人もいており、簡単に答えを出せる問題ではなさそうだ。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman
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