ブルーピリオド展製作委員会は、6月18日(土)〜 9月27日(火)の期間、東京・天王洲 寺田倉庫G1ビルにて『ブルーピリオド』初となる展覧会 「ブルーピリオド展~アートって、才能か?~」(以下、ブルーピリオド展)を開催する。また、開催にともなって原作者である山口つばさ氏のコメントも公開された。
『ブルーピリオド』は2017年6月より「月刊アフタヌーン」にて連載しているコミック。学校生活をそつなくこなすが、どこか空虚な毎日を過ごしていた主人公・矢口八虎が一枚の絵に目を奪われたことをきっかけに筆をとり、東京藝術大学を目指す姿やその後の大学生活が描かれる作品だ。
今回の開催に際して、原作者である山口つばさ氏は以下のようにコメントしている。
いろんな方の力をお借りしながら描いている「ブルーピリオド」ですが、さらに、いろんな方の力をお借りして「ブルーピリオド展」を開催して頂くことになりました‼
これを観に来て下さったあなたも、「ブルーピリオド展」の1ピースとして楽しんで参加していただけたらうれしいです!
さらに、本展では作中に登場する絵画や没入型シアターによって『ブルーピリオド』の物語を追体験できるほか、特別講座「YOUR BLUE」を開催。
特別講座では、来場者自ら顔料を混ぜながらオリジナルの「青」の油絵具を作成。本作における重要なカラーである自分だけの「青」を作り、キャンバスに塗るとパレットナイフなど作中に出てくる画材が浮かび上がる。完成後の作品はフレームにいれて持ち帰ることができるとのことだ。
さらに、参加者が作成した「青」の油絵具は、スタッフの手によって100色の青で構成される絵画「OUR BLUE」として展覧会場に設置される。
また、併設のカフェではブルーピリオド展とのコラボメニューも提供。八虎が絵画の題材にした「早朝の渋谷」をモチーフにしたカクテルなど、作品にちなんだ美しい色のメニューが並ぶ。
(1)青春のブルークリームソーダ(ICE) 価格:900円
アート業界で活躍する若者が全身で感じる甘酸っぱい青春を爽やかなブルーのソーダで表現しました。(2)色彩を楽しむノンアルコールサングリア(ICE) 価格:800円
フルーツをたっぷり詰め込んだノンアルコールサングリア。
鮮やかな赤色のジュースにビタミンカラーのごろごろ果物が入った食感も楽しいドリンクです。(3)早朝の渋谷のカラーカクテル(ICE) 価格:800円
早朝の渋谷の静かさや青さをブルーのカクテルで表現しました。グレープフルーツとライチの香りが爽やかな、
夏らしいジンベースのアルコールドリンクです。 ※7月2日(土)から提供開始(4)3原色のカラフルゼリーソーダ(ICE) 価格:800円
数ある色の中でも始まりの色である「赤」・「青」・「黄」を、きらきらとしたゼリーにしました。炭酸がはじけるソーダと一緒にお楽しみください。 ※7月2日(土)から提供開始
また、本展の公式アンバサダーには、『ブルーピリオド』のファンである麒麟の川島明氏が就任。音声ガイドを務めるほか、デジタルコンテンツ「川島明の『ブルーピリオドが好きすぎて』」にも出演している。
「ブルーピリオド展」のチケットは、一般2000円、高校生・大学生1400円、小学生・中学生900円。バーチャルエキシビションやスペシャル動画などのデジタルコンテンツが楽しめる「ブルーピリオド展デジタル」は共通で1500円となる。
また、「ブルーピリオド展」と「デジタルコンテンツ」の両方がセットで楽しめる特別チケットもラインナップ。価格は一般3300円、高校生・大学生2700円、小学生・中学生2200円となっている。
より詳細な展示の情報などは、以下のプレスリリースにて確認できる。
プレスリリースの全文は以下のとおり。
「ブルーピリオド展~アートって、才能か?~」2022年6月18日(土)から寺田倉庫G1ビルにて開催!原作者・山口つばさ先生の開催に向けたコメントを初公開
特別企画「ブルーピリオド展×天王洲‐天王洲の青を探せ‐」も始動
ブルーピリオド展製作委員会は、2022年6月18日(土)~9月27日(火)の期間、東京 天王洲 寺田倉庫G1ビルにて講談社「月刊アフタヌーン」にて大好評連載中『ブルーピリオド』初の展覧会「ブルーピリオド展~アートって、才能か?~」(以下ブルーピリオド展)を開催します。同展の開催に伴い、原作者である山口つばさ先生のコメントを初公開いたします。
■山口つばさ先生コメント
いろんな方の力をお借りしながら描いている「ブルーピリオド」ですが、さらに、いろんな方の力をお借りして「ブルーピリオド展」を開催して頂くことになりました‼
これを観に来て下さったあなたも、「ブルーピリオド展」の1ピースとして楽しんで参加していただけたらうれしいです!
また、会場となる寺田倉庫G1ビルの運営会社、寺田倉庫株式会社(東京都品川区 代表取締役社長:寺田航平)と共に、東京・天王洲にある寺田倉庫運営施設を中心に、天王洲エリア内にちりばめられたいくつもの青を探すことで、街の魅力を発見しつつ、ブルーピリオド展をより一層楽しんでいただくことを目的とした特別企画「ブルーピリオド展×天王洲 -天王洲の青を探せ-」を実施します。
■「ブルーピリオド展×天王洲 -天王洲の青を探せ-」概要
【PIGMENT TOKYO】
ブルーピリオド展特別講座『YOUR BLUE』
顔料を混色しながら自分だけのオリジナル「青」の油絵具を作る講座。できた絵具をキャンバスに塗ると、ブルーピリオドの漫画内に登場する画材のシルエットが浮かび上がります。完成後の作品は、フレームに入れてお持ち帰りいただけます。
また、参加者が作成した「青」の油絵具は、スタッフの手により、100色の青で構成する1枚の絵が完成する《OUR BLUE》として展覧会場に設置されます。マスキングで縁取られた絵具チューブのシルエットと参加者全員による100色の「ブルー」を一望できます。
開催日時 :2022年7月9日(土)、17日(日)、24日(日)
8月7日(日)、14日(日)、21日(日)
9月3日(土)、10日(土)、17日(土)、24日(土) 全日14:00~15:30
定員 :各回10名(100名限定)
価格 :8,800円(「ブルーピリオド展~アートって、才能か?~」の入場チケットとのセット価格)
申込方法 :PIGMENT TOKYO公式サイト(https://pigment.tokyo/ja/workshop)よりお申込みください。
【WHAT CAFE】
ブルーピリオド展とのコラボレーションメニューを提供します。
・販売期間:2022年6月18日(土)~9月27日(火)
・コラボレーションメニュー(4種類)
(左から、(1)青春のブルークリームソーダ(ICE)、(2)色彩を楽しむノンアルコールサングリア(ICE)、
(3)早朝の渋谷のカラーカクテル(ICE)、(4)3原色のカラフルゼリーソーダ(ICE))
(1)青春のブルークリームソーダ(ICE) 価格:900円
アート業界で活躍する若者が全身で感じる甘酸っぱい青春を爽やかなブルーのソーダで表現しました。
(2)色彩を楽しむノンアルコールサングリア(ICE) 価格:800円
フルーツをたっぷり詰め込んだノンアルコールサングリア。
鮮やかな赤色のジュースにビタミンカラーのごろごろ果物が入った食感も楽しいドリンクです。
(3)早朝の渋谷のカラーカクテル(ICE) 価格:800円
早朝の渋谷の静かさや青さをブルーのカクテルで表現しました。グレープフルーツとライチの香りが爽やかな、
夏らしいジンベースのアルコールドリンクです。 ※7月2日(土)から提供開始
(4)3原色のカラフルゼリーソーダ(ICE) 価格:800円
数ある色の中でも始まりの色である「赤」・「青」・「黄」を、きらきらとしたゼリーにしました。炭酸がはじけるソーダと一緒にお楽しみください。 ※7月2日(土)から提供開始
※写真はイメージです。実際の商品とはデザイン・内容が一部異なる場合があります
※(3)、(4)は7月2日(土)から提供開始いたします
※20歳未満の方の飲酒は法律により禁じられております
※20歳未満の方、お車・オートバイ等を運転される方の飲酒はご遠慮いただいております
※展示の入れ替えや貸出イベントなどで休館することがあります。営業日の詳細は公式サイトをご確認ください
※感染症拡大防止の観点により提供中止・一部内容が変更になる場合があります
WHAT CAFE 公式サイト:https://cafe.warehouseofart.org
【WHAT MUSEUM】
ブルーピリオド展の入場チケットをお持ちの方は、WHAT MUSEUMの入館料が200円引きになります。
提供期間:2022年6月18日(土)~2022年9月27日(火)
※2022年7月4日(月)~8月5日(金)の期間は展示入れ替えのためWHAT MUSEUMは休館となります
※WHAT MUSEUM鑑賞希望者は、鑑賞希望当日に入場チケットをWHAT MUSEUM受付で提示の上、
受付にて鑑賞チケットを購入してください。WHAT MUSEUMのオンラインチケット購入者は対象外となります
※対象は、WHAT MUSEUMで開催する展覧会のみです。オプションの模型保管庫見学は対象外となります
※ご来館時は、WHAT MUSEUM公式アプリをダウンロードのうえ、受付にてアプリのご提示をお願いいたします
※WHAT MUSEUM館内への入場制限が発生した場合には、鑑賞できない可能性があります
※感染症拡大防止の観点により開催中止・一部内容や時間が変更になる場合があります
※WHAT MUSEUMの開館日時は、ブルーピリオド展とは異なります。公式サイトよりご確認ください
WHAT MUSEUM公式サイト:https://what.warehouseofart.org
【寺田倉庫について】
社 名:寺田倉庫株式会社(Warehouse TERRADA)
代表者:代表取締役社長 寺田航平
設 立:1950年10月
U R L :https://www.terrada.co.jp
■見どころ① 作中に登場する絵画など、原作の世界を追体験(一部抜粋)
同展では、作中に登場する絵画の展示や没入型シアターといった、藝大受験を志す主人公・矢口八虎とその仲間たちの物語を追体験できる展示から、名画解説などのアートを身近に感じることができる展示まで、さまざまな企画を通してブルーピリオドの世界に迫ります。漫画展としてもアート展としても楽しめる数々の仕掛けがあり、会場に来るたびに違う楽しみ方ができます。
〈作中絵画〉
作:灯まりも
美術を題材とした『ブルーピリオド』では、作中にて多くの美術作品が登場しますが、
その全ては『ブルーピリオド』のため、アーティストや学生によって実際に描かれた
作品です。ブルーピリオド展では、その中でも物語のキーとなった作品や
主人公・矢口八虎のターニングポイントとなった作品を中心に、
実物の絵画を約50点展示します。あの名場面や印象的なシーンがよみがえる
作中絵画をぜひ会場でご覧になっていただき、矢口八虎の物語を追体験してください。
〈青の渋谷シアター〉
早朝の渋⾕。それは⼋⻁にとって、静かな⻘い世界だった。
⼋⻁が美術と出会い、次第に惹き込まれていく瞬間を
追体験できる没入型シアター。
〈キャラ大石膏室〉
誰もが美術室で、一度は目にしたことがある石膏像。
藝大の⼤⽯膏室を思わせる空間に現れるのは、
ダヴィデ・ブルータス・モリエールなど著名な像に扮した登場⼈物たち。
来場者はこれらの像を会場で⾃由にデッサンすることができます(平日限定)。
※石膏像風の造形物です。
〈名画の見かた〉
美術作品は理解するのが難しいものと感じていた⼋⻁に、
作品をみる楽しさを教えてくれた美術予備校の同級生・橋⽥。
作中に登場する名画を、橋⽥や他の登場キャラクターと⼀緒に鑑賞しながら、
自分なりの名画の楽しみ⽅を発⾒できるコーナー。
〈1次試験〉
写真:《八雲の自画像》川田龍
藝大⼀次試験を前に、絵を描くことが怖くなった⼋⻁。
しかし、⼤切なのは⾃分勝⼿⼒だと気づく。
鏡が割れてしまうというアクシデントを逆⼿に、
⾃分にしか描けない絵を描きあげた。原作未登場の他キャラクターたちの
作品も含め試験会場を再現。
■見どころ② 原作者・山口つばさの部屋を公開
写真:《アフタヌーン表紙カラー原画》山口つばさ
学⽣時代の⼭⼝つばさと、漫画家としての⼭⼝つばさを対⽐して
展⽰することで、歩んできた道や、ブルーピリオドが⽣まれた背景、
リアルな仕事現場を知ることができるコーナー。
インタビュー動画や卒業制作のマンガ作品も公開。
■見どころ③ ブルーピリオド展デジタルコンテンツ(一部抜粋)
ブルーピリオド展デジタルのチケットを購入された方は、展示内容をバーチャルで観覧できるだけでなく、会場では観ることができないスペシャル動画を視聴することができます。会場に足を運ぶことができない皆様にも存分にブルーピリオドの世界、アート・美術の世界を楽しんでいただけるような豪華コンテンツを準備しています。
〈バーチャルエキシビション〉
ブルーピリオド展の展示内容をスマートフォンやパソコンを通して、まるで会場の中にいるかのように、VR上でお楽しみいただけます。また、各ブースに様々なギミックが施されており、会場とは一味違う楽しみ方もできます。※7月公開予定
〈川島明の「ブルーピリオドが好きすぎて」〉
大のブルーピリオド好きである出演者たちが、あのシーン、あのセリフについてアツく語りあう激論バラエティ。
■見どころ④『ブルーピリオド展』オリジナルグッズを販売
『ブルーピリオド』の世界が何倍も楽しくなる、ブルーピリオド展の公式図録『ブルーピリオド 公式ビジュアルブック ~アートって、才能か?~』や、作者の山口つばさの描き下ろしイラストを使用したグッズ、マンガート ビームスとのコラボグッズなど、ここでしか購入できないオリジナルグッズをバラエティ豊かに販売いたします。公式図録には、作中に登場する絵画や現在活躍しているアーティストたちの若かりし頃(ブルーピリオド)に制作した作品群のほか、山口つばさとアニメ「ブルーピリオド」声優の対談や、本図録でしか読むことができない描き下ろしマンガ「鮎川龍二前日譚 王子様が死んだ日」など、特別なコンテンツを多数収録しています。さらに、会場限定で山口つばさ描き下ろしイラストのスペシャルカバー版も販売いたします。
※各商品には購入制限が設けられる場合もございます。
●『ブルーピリオド 公式ビジュアルブック~アートって、才能か?~』 3,300円(予価)
●クリアファイル 440円
●B2ポスター 990円
●『ブルーピリオド展』来場者特典
同展の来場者特典として、下書きやネームを使用したポストカードを
全14種類ご用意しました。前期はキャラクター設定資料(7種類)から、
後期は一筆目ネーム原稿(7種類)から日替わりで1種をプレゼントいたします。
■見どころ⑤『ブルーピリオド展』公式アンバサダー 川島明さんの音声ガイド
本展の公式アンバサダーには、本作品を愛してやまない麒麟・川島明さんが就任、自然とあふれだすブルーピリオドへの愛を原動力にブルーピリオド展を大きく盛り上げていただきます。また、川島さんには、音声ガイドも担当していただきます。川島さんのブルーピリオドへの愛が詰まった解説と美声をぜひお楽しみください。さらにオンラインで楽しめるデジタルコンテンツ「川島明の『ブルーピリオドが好きすぎて』」に出演し、こちらでも作品へのアツい想いを他の出演者と語り合っていただきます。
〈プロフィール〉
1979年2月3日生。AB 型。京都府出身。NSC 大阪校20 期生。
1999年、田村裕とお笑いコンビ・麒麟を結成。「M-1 グランプリ」決勝に5 回進出。
2021年4月朝の情報バラエティ番組「ラヴィット!」(TBS)で自身初の帯番組MCに就任し、「100%アピールちゃん」(TBS系)、「サンデーPUSHスポーツ」(日本テレビ系)などでもMCとして活躍中。その他TV、ラジオ、CMなどに多数出演中。
©YOSHIMOTO KOGYO CO.,LTD.
■開催概要
展示会名:「ブルーピリオド展~アートって、才能か?~」
会期 :2022年6月18日(土)~9月27日(火)
(前期:6月18日(土)~8月5日(金) 後期:8月6日(土)~9月27日(火))
時間 :10:00~20:00 ※最終入場は閉館時間の30分前まで
会場 :東京 天王洲 寺田倉庫G1ビル(東京都品川区東品川2丁目6−4)
主催 :ブルーピリオド展製作委員会
(講談社、電通、TBS、凸版印刷、チケットぴあ、サニーサイドアップ、BS-TBS、電通LIVE)[WY1]
協賛 :TikTok、寺田倉庫株式会社
後援 :品川区
協力 :ArtSticker、新宿美術学院、SCRAP
オフィシャルホームページ:https://blueperiod-ten.jp/
customer@blueperiodten.com
コピーライト:本展示における関連画像を使用する際は必ず下記のクレジットをご記載ください。
©山口つばさ/講談社/ブルーピリオド展製作委員会
■チケット情報
オフィシャルホームページ(https://blueperiod-ten.jp/)よりチケット購入ページを案内。会場で楽しみたい方、オンラインで楽しみたい方、両方で楽しみたい方それぞれに向けたチケットをご用意しています。
〈会場で楽しみたい方〉
・ブルーピリオド展入場券
寺田倉庫G1ビルで開催される「ブルーピリオド展」の入場チケットです。
一般 2,000円/高校生・大学生 1,400円/小学生・中学生 900円
・音声ガイド付き入場券
一般 2,700円/高校生・大学生 2,100円/小学生・中学生 1,600円
※音声ガイド単品での追加購入 800円
〈オンラインで楽しみたい方〉
・ブルーピリオド展デジタル
会場へ行けなくても、バーチャルエキシビションやスペシャル動画など、複数のデジタルコンテンツが楽しめます。共通 1,500円
※音声ガイドを含みます。
〈会場とオンライン両方で楽しみたい方〉
・特別チケット
「ブルーピリオド展」と「デジタルコンテンツ」の両方がセットで楽しめる、お得なチケットです。
一般 3,300円/高校生・大学生 2,700円/小学生・中学生 2,200円
※音声ガイドを含みます。
※表記はすべて税込です。
■ブルーピリオドとは
山口つばさによる漫画。「月刊アフタヌーン」(講談社)にて連載中(コミックスは最新12巻が好評発売中!)。2020年にはマンガ大賞を受賞し、2021年にはMBS・TBS系列にてTVアニメ化。2022年3月に天王洲 銀河劇場にて舞台化を果たした。
■物語のあらすじ
成績優秀かつスクールカースト上位の充実した毎日を送りつつ、どこか空虚な焦燥感を感じて生きる高校生・矢口八虎は、ある日一枚の絵に心奪われる。その衝撃は八虎を駆り立て、美しくも厳しい美術の世界へ身を投じていく。美術のノウハウうんちく満載、美大を目指して青春を燃やすスポ根受験物語、八虎と仲間たちは「好きなこと」を支えに未来を目指す。
■ステートメント
ブルーピリオド展 〜アートって、才能か?〜
絵が上手いことは、才能か。
藝大に行くひとは、天才か。
いや、毎日必死で、手と頭を動かし続けた結果だ。
評価される絵には、法則がある。
受かる絵にも、基準がある。
でも、法則だけが、基準だけが、美術の全てではない。
漫画『ブルーピリオド』は、
そんな答えのない美術の世界にのめり込んだ
高校生の八虎とその仲間たちの物語。
作中絵画や没入型シアターなど、
藝大を目指す道のりを追体験する展示から、
名画解説などのアートを
身近に感じることができる展示まで、
さまざまな企画を通して
ブルーピリオドの世界に迫っていく
新しいブルーピリオドとの出会い、
そして、新しいアートとの出会いが、今はじまる。