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『FF』や『キングダム ハーツ』などのシリーズに携わった元スクエニの橋本真司氏がフォワードワークスの取締役会長へ就任。親会社・SMEのシニアアドバイザーと兼任

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 定年によりスクウェア・エニックスを5月末で退職した橋本真司氏は6月16日(木)、同日付でソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)のシニアアドバイザーと子会社であるフォワードワークスの取締役会長へ就任したことを自身のTwitterアカウント(@shinjihashimot3)から報告した。

 橋本氏は1983年に駒澤大学の経済学部を卒業後、バンダイへと入社。在籍時に生まれた“ファミコン名人”のブームへ乗り、“橋本名人”として営業職やプロデューサーに従事した。その後は中里尚義氏と共同でゲーム開発スタジオ「コブラチーム」を立ち上げ、スーパーファミコン用RPG『ジョジョの奇妙な冒険』(1993)やアクションゲーム『BASTARD!!-暗黒の破壊神-』(1994)の制作指揮を手がけている。

 1994年にスクウェアの子会社「ソリッド」となってからは、シミュレーションRPG『フロントミッション』のプロデューサーを土田俊郎氏と共同で務めたほか、『ファイナルファンタジー』『キングダム ハーツ』、『すばらしきこのせかい』などのシリーズ内における作品でプロデューサーやエグゼクティブプロデューサーを歴任していた。

 2021年にスクウェア・エニックスの専務取締役と『ファイナルファンタジー』シリーズのブランドマネージャーを退いてからは、スクウェア・エニックス・ホールディングスの理事としてグループ事業へのアドバイスや後進スタッフの育成にも力を入れていた。

 今回の新たな船出にあたって、御年64歳となった橋本氏はツイートで「これからもエンターテインメントコンテンツ産業に傾注していく」との方針を伝えている。“心機一転”で取り組む新たなチャレンジの続報を待ちたい。

元スクエニの橋本真司氏がフォワードワークスの取締役会長へ就任_001
(画像は橋本氏のTwitterアカウント(@shinjihashimot3)より)
ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『新・世界樹の迷宮2』『GTFO』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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