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『メタルスラッグ』の戦車がなぜかロボに変形する可変メカ玩具が中国で発売へ。原作にない要素でありながらその出来は良好

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 中国の玩具メーカーである藏道模型は、『メタルスラッグ』シリーズに登場する戦車「メタルスラッグ」が人型ロボットへと変形する可変メカ玩具「SV-001 Metal Slug Super Vehicle」を発売する。

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(画像はWeibo|藏道模型より)
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(画像はWeibo|藏道模型より)

 『メタルスラッグ』はSNKが1996年に第1作を発売した、横スクロール型のアクションシューティングゲームのシリーズ。緻密に描き込まれた美麗なドット絵やコミカルな演出が特徴で、タイトルにもなっているメタルスラッグは、作中に登場する一人乗り用戦車の名称である。

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(画像はSteamより)

 今回発売されるのは、この主役級メカであるメタルスラッグの彩色済・組立済の玩具で、SNKのライセンスを受けて発売される。
 この玩具の驚くべきところは、原作ゲームには存在しない、人型ロボットに変形するという要素を追加しているというところだ。つまりこのロボット形態は原作に存在しないまったくのオリジナル要素なのだが、実際のところ変形の出来はかなり良い。戦車形態、ロボ形態ともにいずれもプロポーションはしっかりと保たれている上に、戦車からからロボへの変形は、パーツの差し替えなしで完了するようだ。

 ちなみに商品写真に挿入されているゲームのタイトルロゴが『メタルスラッグ2』で統一されていることから、ベースとなっているのは『メタルスラッグ2』に登場する戦車「SUPER VEHICLE 001/II」であるようだ。といっても、別に1でも2でもメタルスラッグそのものの外観はとくに変わらないのだが……制作側には、なにか特別なこだわりがあるのだろうか。

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(画像はWeibo|藏道模型より)
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(画像はWeibo|藏道模型より)

 藏道模型のWeibo上では、ストップモーション作家の莽姆森氏により作成されたムービーによって、実際の変形の様子が紹介されている。以下はそのYouTube版だ。

 今のところ、本製品の日本国内への正式な展開は予定されていないが、海外の購入希望者向けにはGUNDAMITShow.Z Storeなどが予約販売を受け付けている。価格は82.99ドル。
 気になった方はこの機会にチェックしてみてはいかがだろうか。

ライター
85年生まれ。『勇者のくせになまいきだ。』シリーズの代表的プレイヤーとして名を馳せたツルハシの化身。 10代の頃、メックシューターゲーム『ファントムクラッシュ』とその続編『S.L.A.I.』の世界にハマり、 ディスプレイ越しに見た2071年に帰るべく日々を生きる。TCGとボードゲームも好物。
Twitter:@Dump29

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