開発元のSabotage Studioは7月7日(木)、『Sea of Stars』のプレイステーション向けアナウンストレーラーを公開した。本作はNintendo Switch、PS4、PS5、PC(Steam)向けに2023年の配信を予定している。
本作は時間制限を設けない、純粋なターン制バトルを軸としたRPG。今回公開された映像でも紹介されているように『クロノ・トリガー』や『クロノ・クロス』などで知られる光田康典氏がスペシャルゲストコンポーザーとして開発に参加。架け橋ゲームズのローカライズを通して日本国内でも展開される予定の作品である。
🇯🇵‼️日本語サポート決定‼️🇯🇵
— Kakehashi Games – 架け橋ゲームズ (@kakehashigames) December 16, 2021
本日公開の北米版Indie World内にて発表された『Sea of Stars』は、リリースと同時に日本語版をお楽しみいただけるように架け橋ゲームズのローカライズプロジェクトが進行中です🌟
『The Messenger』開発チームが贈るグラフィックも音楽も鮮やかな新作RPGをお楽しみに! https://t.co/tJpsBANrME
開発元であるSabotage Studioは、メンバーの「子どものころから遊んできたゲームジャンルの“決定版”を制作する」という明確な目標をもって設立されたゲームスタジオだ。
昔のゲームが持っていた魅力を引き出しつつも、現代的にアレンジした体験を追求。これまでには『Sea of Stars』とも世界設定を共有する忍者アクションゲーム『The Messenger』を展開してきた。
今回の映像にあわせて公開されたPlayStation.Blogの記事では、本作のターン制バトルについて細かく紹介されており、それによるとプレイアブルキャラクターは6人で、その内3人が同時に戦闘に参加する形態となる。
魔法を使う際に必要な「MP」については上限が非常に低く設定され、通常攻撃で回復するシステムを採用しているとのこと。またランダムエンカウントが無く、すべての戦闘が手作りで設計されているという。
そのほか、特定のダメージタイプで「ロック」を破壊して敵の技を弱体化させたり、アニメーションにあわせてボタンを押すことで与ダメージを増やしたり、あらゆるアクションで溜まる「コンボポイント」を使ったデュアル攻撃など、多彩なバトルシステムの内容が公開。さまざまなアイデアを組み合わせた戦略的なバトルが楽しめることがうかがえる。
また、バトル以外の面についても一部紹介されており、美しい2Dピクセルアートで描かれた世界では泳いだり、登ったり、飛び跳ねたりといったアクションをシームレスに行えるとのこと。ストーリーは「冒険と友情」という王道のテーマを掲げながらも、予想外の展開やイベントを提供すると謳っている。
冒険の中には航海や料理、釣り、卓上ゲーム「Wheels」など、メインストーリー以外の楽しみも多数用意されているようだ。
『Sea of Stars』はNintendo Switch、PS4、PS5、PC(Steam)向けに2023年の発売を予定している。本作の詳細については、今回公開されたPlayStation.Blogのほか、公式サイトや公式Twitterアカウント、Steamのストアページなども参照されたい。