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初代『ラスアス』リメイク版は「死んだら終わり」のパーマデスモードを搭載。4K解像度に対応しスピードラン用モードやジョエルとエリー用の新スキンなど複数の新要素を収録

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 ソニー・インタラクティブエンタテインメントは7月22日(金)、海外向けに『The Last of Us Part I』のゲームプレイを紹介する映像を公開した。

 本作のもととなる『The Last of Us』は2013年にPS3向けに発売された作品だ。謎の寄生菌のパンデミックによって崩壊した世界を舞台とし、最愛の娘を失った主人公「ジョエル」と14歳の少女「エリー」の過酷な旅路を描く。感染者だけではなく人間とも敵対するハードな戦闘描写や重厚なシナリオは高く評価され、数々のゲーム・オブ・ザ・イヤーに輝いた。

 その後にはPS4向けのリマスター版や続編『The Last of Us Part II』といった展開が行われてきたが、6月10日(金)に開催された「Summer Game Festival 2022」にて本作『The Last of Us Part I』を発表。PS5向けに9月2日(金)に発売し、PC向けの展開も予定していることを予告した形だ。

『The Last of Us』リメイク版の機能を紹介する最新映像が公開1
(画像はプレイステーション公式『The Last of Us Part I』紹介ページより)

 今回公開された映像では『The Last of Us Part I』のクリエイティブディレクターを務めるShaun Escayg氏とゲームディレクターのMatthew Gallant氏により、リメイクにあたって施された多くのアップデートと機能強化についてが紹介されている。

 まずグラフィック面では、アートディレクションからキャラクターモデルにいたるまでゲーム全体をゼロから再構築し、4K解像度をはじめとする新世代のグラフィック機能を活用できるように進化した。

 発展したモーション技術はキャラクターアニメーションにさらなる説得力を与え、ゲーム中の人物たちは直感的かつリアルに動いていく。NPCのAIもアップグレードされており、敵の視線を着実に回避するために遮蔽物を利用して移動していくバディキャラクターなど、現実味を感じさせる細かな演出も取り入れられているようだ。

『The Last of Us』リメイク版の機能を紹介する最新映像が公開2
(画像はプレイステーション公式『The Last of Us Part I』紹介ページより)

 PS5のコントローラ「DualSense」の機能にも対応し、小雨や雪といった周囲環境から与えられる感触や戦闘時の武器のアクションを「ハプティックフィードバック」と「アダプティブトリガー」で触覚的に表現しているという。

 そのほか一度の死で最初からやり直さなくてはならなくなる「パーマデス」モードや、スピードランに焦点をあてたモード、ジョエルとエリーに向けたコスチュームなど、いくつかの新機能を収録。さらに新たな音声ガイドモードをはじめとする60以上のアクセシビリティオプションをそなえ、より多くのプレイヤーが楽しめるよう調整されている。

『The Last of Us』リメイク版の機能を紹介する最新映像が公開3
(画像はプレイステーション公式『The Last of Us Part I』紹介ページより)

 『The Last of Us Part I』は9月2日(金)にPS5向けに発売予定。価格は8690円(税込)となり、追加エピソードとして配信された「Left Behind ‐残されたもの‐」も収録される。リメイクにあたっての変更点については、プレイステーションの公式商品ページや海外版のPlayStation.Blogも参照されたい。

ライター
1998年生まれ。静岡大学情報学部にてプログラマーの道を志すも、FPSゲーム「Overwatch」に熱中するあまり中途退学。少年期に「アーマード・コア」「ドラッグ オン ドラグーン」などから受けた刺激を忘れられず、プログラミング言語から日本語にシフト。自分の言葉で真実の愛を語るべく奮闘中。「おもしろき こともなき世を おもしろく」するコンピューターゲームの力を信じている。道端のスズメに恋をする乙女。

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