サイゲームスが『メタルマックス』関連事業を譲受したと発表。“戦車と犬と人間のRPG”の新たな歴史を刻む家庭用ゲーム機向けのプロジェクトが始動

 サイゲームスは、『メタルマックス』関連事業を株式会社KADOKAWAおよび角川ゲームスより譲受したと発表した。

 またあわせて“戦車と犬と人間のRPG”の新たな歴史を刻むコンシューマー向けの新プロジェクトが始動したと発表した。

 『メタルマックス』は、第一作目が1991年に発売した“戦車と犬と人間のRPG”。自由度が高い作風で知られている。

 近未来を舞台に、プレイヤーは「戦車」に乗って悪人やモンスターを退治するハンターとなって活躍していく。いつも一緒の可愛いらしい「」や頼もしい「人間」の仲間たちと共に荒廃した世界を生き抜き、獲得した賞金で戦車を多彩にカスタマイズ、 明るく破滅した世界でしぶとく生き抜く人々の人間模様などが描かれる。

サイゲームスが『メタルマックス』関連事業を譲受したと発表。“戦車と犬と人間のRPG”の新たな歴史を刻む家庭用ゲーム機向けのプロジェクトが始動_001
(画像はMETAL MAX【メタルマックス】公式サイト | Cygamesより)

 今回、『メタルマックス』シリーズの関連事業を、サイゲームスが株式会社KADOKAWAおよび角川ゲームスより譲受したと発表した。

 またあわせて、シリーズの生みの親であるゲームクリエイターの宮岡寛氏サイゲームスに入社し、ゲームディレクターとして『メタルマックス』シリーズをリブートする仕事に取り組んでいくという。宮岡寛氏は、『週刊少年ジャンプ』のゲーム情報コーナー「ファミコン神拳」では“ミヤ王”の名前で活躍していたことでも知られている人物だ。

 また現時点では「妄想中の段階」ではあるが、家庭用ゲーム機向けの新プロジェクトが始動したという。

 この新プロジェクトには、サイゲームスのプロデューサー高木謙一郎氏も携わるようだ。

 宮岡寛氏と高木謙一郎氏のコメントも発表されており、以下のとおり。

■サイゲームス ディレクター/シリーズ原作 宮岡寛(ミヤ王) よりメッセージ
このたびサイゲームスが、 『メタルマックス』の権利を受け継ぐこととなりました。

今回の権利譲渡は、 昨年発売30周年を迎えた『メタルマックス』シリーズにとって、 大きなチャンスになると感じております。 まずは快く送りだしていただいたKADOKAWA様ならびに角川ゲームス様と、 そして何より迎え入れていただいたサイゲームス様に、 原作者として、 心より深く御礼申し上げます。

私、 宮岡寛も、 これからはサイゲームス所属のディレクターとして、 『メタルマックス』シリーズをガチでリブートする仕事に取り組んで参ります。 現時点ではまだ全力妄想中の段階ではありますが、 『メタルマックス』のファンの皆様にはもちろん、 世界中のRPGファンの心にも届く、 そんなシリーズに生まれ変わって行ければと思っております。 ご期待ください。

■サイゲームス プロデューサー 高木謙一郎 よりメッセージ
『メタルマックス』は、 私が学生時分に魅了された数々の素晴らしいゲームのひとつです。

「歴史に名を刻むIPを、 世代を超えて愛され、 受け継がれるものとする」

それはゲーム業界全体に課せられた課題であり、 『最高のコンテンツを作る』を掲げるサイゲームスの使命でもある、 と感じています。 この度、 ご縁があって再び巡り合えた『メタルマックス』に携われること、 大変光栄に思っております。
最高のコンシューマータイトルとすべく、 これよりプロジェクトを始動いたします。 ご期待ください!

 『メタルマックス』シリーズは、直近の動きとしては今年6月に最新作『メタルマックス ワイルドウエスト』の開発中止が発表されていたところだった。

 はたして『メタルマックス』の新作プロジェクトは、どのような方向性となるのか。続報に期待したい。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

SNSで更新情報をお届け!

カテゴリーピックアップ