「EVO 2022」、『ストリートファイターV』部門で日本のプロゲーマー・カワノ選手が優勝。アメリカの強豪「iDom」選手との長きにわたる激闘を制し、みごと世界一の座に輝く

 アメリカ、ラスベガスにて現地時間の8月5日(金)から7日(日)にかけ開催される格闘ゲーム大会「EVO 2022」の『ストリートファイターV』部門にて、日本のプロゲーマー「カワノ」選手がみごと優勝に輝いた。

 EVOは、毎年夏にアメリカ・ラスベガスで開催されている世界最大級の格闘ゲーム大会。参加者数の上位タイトルについては、決勝戦がマンダレイ・ベイのアリーナにて行われる。

 新型コロナウイルス感染の影響により、オフラインで開催された最後のEVOは2019年。その後、PlayStationのソニー・インタラクティブエンタテインメントと、eスポーツ関連企業のRTSによるEVO買収などといった影響もあり、今回開催される「EVO 2022」は新体制下での3年ぶりのオフライン開催となった。

 最終日のベスト8には「ときど」選手、「ウメハラ」選手、「カワノ」選手、「ガチくん」選手と日本のプレイヤー4名が勝ちあがる。そのほか「Justakid(アメリカ)」選手、「Mister Crimson(フランス)」選手、「Oil King(台湾)」選手、「iDom(アメリカ)」選手といった面々が並んだ。

 ウィナーズ側で惜しくも敗退したウメハラ選手、ときど選手、ガチくん選手の3名を破り、ルーザーズからグランドファイナルへ進んだのはiDom選手。その勢いは止まることなく、3対1というスコアでリセットをかけることに成功する。勝負は最後の3先勝負へともつれこみ、フルセットフルラウンドの激闘の果てにカワノ選手が勝利し、みごとEVO 2022における優勝に輝いた

 カワノ選手はプロeスポーツチーム「Good 8 Squad」に所属するプロゲーマー。1998年生まれの23歳と『ストリートファイターV』では若手の選手でありながら、4回の「ストリートファイターリーグ」への出場経験を持つなど、日本トップクラスのプレイヤーとして名を馳せる。

 昨今のプロシーンにおいて広がりつつあるレバーレス型のコントローラを比較的早期から運用しているプレイヤーとしても知られており、個人スポンサーにはその代表的なメーカーのひとつであるHit Box社がつく。

 国内大会で数々の好成績を残すも、新型コロナウイルス感染の影響もあり、出場予定であった世界規模の大会が中止に追い込まれる事態が連続。自身も「スト5で世界一になる機会はないのかなって思ってた」と語るほどの不運に見舞われてきたが、今回のEVO 2022のチャンスを逃すことなく、ついに「世界一」の称号を手に入れた形だ。

 EVO 2022における『ストリートファイターV』の決勝戦については、カプコンの公式YouTubeチャンネルのひとつ「Capcom Fighters JP」にて、日本語実況付きのアーカイブが残されている。興味のある方は、ぜひこちらから激闘の様子をその目で確かめてみて欲しい。

ライター
1998年生まれ。静岡大学情報学部にてプログラマーの道を志すも、FPSゲーム「Overwatch」に熱中するあまり中途退学。少年期に「アーマード・コア」「ドラッグ オン ドラグーン」などから受けた刺激を忘れられず、プログラミング言語から日本語にシフト。自分の言葉で真実の愛を語るべく奮闘中。「おもしろき こともなき世を おもしろく」するコンピューターゲームの力を信じている。道端のスズメに恋をする乙女。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

SNSで更新情報をお届け!

カテゴリーピックアップ