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『戦国BASARA』の小林裕幸氏が3月付けでカプコンを退社していたことを明らかに。現在はNetEase Gamesに在籍しプロデューサーとして活動

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 ゲームクリエイターの小林裕幸氏は、自身のTwitterアカウントにてカプコンを退社し、現在はNetEase Gamesに在籍していることを明らかにした。

 小林裕幸(こばやし ひろゆき)氏は、カプコンに長らく在籍していたゲームクリエイター。初代『バイオハザード』でプログラマーとして携わり、『ディノクライシス2』でプロデューサーに抜擢。その後、『デビル メイ クライ』、『バイオハザード4』、『killer7』、『戦国BASARA』、『ドラゴンズドグマ』などをプロデュースしてきた。

 特に『戦国BASARA』は、シリーズプロデューサーとして企画の立ち上げから中心人物として、アニメや舞台なども監修を務めてきた。

 今回、小林裕幸氏は本日8月12日に50歳の誕生日を迎えたとともに、今年3月31日にカプコンを退社したことを報告。現在はNetEase Gamesに在籍し、プロデューサーとして活動しているという。

小林裕幸氏がカプコンを退社しNetEase Gamesに入社_001
(画像はTwitterより)
小林裕幸氏がカプコンを退社しNetEase Gamesに入社_002
(画像はTwitterより)

 NetEase Gamesは、中国のNetEaseが設立したオンラインゲーム事業部で、『荒野行動』や『IdentityⅤ第五人格』などを運営している。

 近年は日本のゲームクリエイターがNetEaseに移籍することが増えており、今年1月には『龍が如く』や『ジャッジアイズ』を手掛けた名越稔洋氏が、NetEase Games出資の新たなゲーム開発会社「名越スタジオ」を設立した。

 また昨年5月には須田剛一氏が代表を務めるグラスホッパー・マニファクチュアが、NetEase Gamesの傘下に入ったことが発表されている。

 はたして小林裕幸氏が新天地でどのような作品を世の中に送り出すのか、今後の氏の活躍に注目したい。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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