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ダークな大学院生の2年間を体験するゲーム『大学院生TRPG』が開発中。修士課程での研究や学会発表、就活を行う中で、中退する人や失踪するひとも。大学院生の開発者が贈るリアルな描写に期待

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 個人ゲーム開発者のはなちる氏は8月30日、修士課程(博士前期課程)の2年間を体験するゲーム『大学院生TRPG』を開発中であるとアナウンスし、本作のPVを公開した。

 対応プラットフォームはPC(Steam)iOS、Androidで、配信時期は2023年を予定している。

 『大学院生TRPG』は大学院生として2年間を過ごし、卒業を目指す作品だ。プレイヤーは日々行う行動を自身で選択し、大学院での研究を進めていく。

 研究や学会発表、インターン、就活、修士論文など、日々の活動は常に楽しい日々ではない。中退する人がいれば、心を病んでしまう人、失踪してしまう人も少なくないという。トレーラーの後半ではサスペンス風の展開が描かれている様に、ゲームでは卒業を阻むさまざまなイベントも用意されるそうだ。

 本作のタイトルはテーブルトークRPGを思わせるTRPGという文字を冠しているように、ゲームにはダイスを振ったり、精神(SAN値)という概念があったり、発狂をしたりとTRPGに関連する要素が収録される。キャラクターのパラメータは発狂のほか、睡眠不足やアルコール中毒など様々な病気や状態異常が登場する。

 いっぽうでゲーム性としてはシミュレーションゲームに近い形式であり、タイトルのTRPGはサブタイトルとして名づけられる予定の「Thinkable Role for Painful Generations」の略称となっている。

 本作を手がけるはなちる氏はUnityを使用してゲームを製作する個人ゲーム開発者であり、実際に大学院生だという。作品では実際に大学院生である作者の経験を活かしたリアリティに期待できる。

 ウェブサイト予約トップ10ではiOS、Android版の事前予約を行える。Steamストアページは追って公開予定となっているため、興味がある読者は開発者であるはなちる氏の宣伝用アカウントおよびゲーム制作アカウントをチェックして続報を待とう。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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