Untold Backrooms Storiesは9月2日、インターネット都市伝説を題材にしたホラーゲーム『The Backrooms Footage』を、開発中のゲームを配信するアーリーアクセス版としてリリースした。
対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は820円(税込)となる。9月10日までの期間は20%オフの656円(税込)で購入可能だ。
『The Backrooms Footage』は近年流行しているネットミームの都市伝説「The Backrooms」をモチーフにした一人称視点のサバイバルホラーゲームだ。
ネットミームという側面もあることから明確な定義はないが、「The Backrooms」は「壁面が黄色のみの部屋」の画像やそれに付随する物語を示す言葉として用いられる。
本作のトレーラーに登場するデザイン、クリーチャーのビジュアルからは、同じく「The Backrooms」を題材にKane Pixels氏が制作した映像作品『The Backrooms (Found Footage)』から影響を受けていると推測される。
主人公はふと映像を収録したビデオテープを拾ったが、何故か映像を巻き戻せなかった。巻き戻そうとしたその時、濡れた絨毯の匂いが充満し、蛍光灯のノイズが鳴り響く「壁面が黄色のみの部屋」に立っていた。
そこでプレイヤーは主人公を操作し、複数の危険度レベルに別れたステージを攻略し、現実世界への期間を目指していくこととなる。
「The Backrooms」には主人公に襲い掛かる正体不明の存在も徘徊しているため、入り組んだマップを踏破するうえでは、ステルスや逃走も必要になるだろう。また、プレイヤー視点のカメラは手振れが表現されているため、まさにファウンドフッテージスタイルのホラー映画に入り込んだような体験が楽しめそうだ。
なお、手振れはオフにできるため、酔ってしまう方も安心だ。
比較的お手頃な価格となっているため、興味がある読者はぜひ本作をプレイしてみよう。