『荒野行動』や『Identity V』などを開発しているNetEase Gamesが9月1日にグローバルリリースした無料タルコフ風TPS『Lost Light』が話題になっている。プラットフォームはAndroid / iOS / Steamにて現在配信している。
『Lost Light』は2020年のクローズドβテストから現在まで、既に400万人以上のプレイヤーがテストプレイに参加し、Google ストアの新作ゲームランキングでは何度もTOP30に入るなど‘‘無料で遊べるタルコフ‘‘という事でリリースから現在に至るまで人気を博している。
本ゲームはBattlestate Games制作の大人気ハードコアサバイバルFPS『Escape from Tarkov(タルコフ)』に類似している。ゲームのルールは『タルコフ』と同じで、プレイヤーは広大なフィールドに放たれ、物資を集めて帰還することが最終目標だ。集めた物資は次の試合に持ち越すことができるため、ハイリスクハイリターンな戦いを繰り広げることになる。
『Lost Light』の物語の舞台は2040年代のポストアポカリプス。フェロモンの爆発で世界の秩序が乱れ、人類の文明を途絶えさせないために、人類は地下での生活を余儀なくされる。そんな中、この現状を変えるべく誕生した計画「ホタル計画」を遂行すべく、プレイヤーはホタルチームのメンバーとなり、秩序が崩壊した閉鎖エリアでの生還を目指していく。
だがしかしゲームルールが全くと言ってもいいほど『タルコフ』と同じな本作。一体どこに『タルコフ』との違いがあるのだろうか。
まず始めに上げられるポイントは何といっても難易度だ。はハードコアサバイバルFPSと言う名の通り、初心者にはとても厳しく、とてもリアル志向が強いゲーム内容になっている。だがしかし、この『Lost Light』は、タルコフと違い初心者にもやさしい難易度となっている。
その一例として、画面に表示されるマップがある。『タルコフ』はサイトを経由しないとマップを表示することができない。だが『Lost Light』では常に画面上部に表示される。ほかにも知覚に生命体がいるとランプが点灯したり、死んでもダウン状態になったり、目的地へのガイドがあるなど数を挙げればきりがないほど『タルコフ』特有の難しさが簡略化されている。
さらにこのゲームの特徴と言ったら無料である事だろう。本作はクロスプラットフォーム間でのプレイにも対応しており、気軽に友達を誘って遊ぶことができる。
マッチはソロ、デュオ、スクワッドで分かれておりプレイヤーの過去の戦績により、マッチングがされるとのことだ。
ほかにも、このゲームの特徴としてオリジナルシェルターの作成や、キャラクターメイキング、細かな所までいじれる武器カスタマイズなどがあげられる。
だがしかし人気な反面、Steamのレビューではマイナスな意見がかなり目立っている。レビューでは「タルコフのパクリゲー」といった意見や「簡単すぎ、テンポが悪い」といった声があげられている。実際『Lost Light』はタルコフを簡単にしたようなtpsなので、タルコフのような、よりリアルな戦闘を期待してプレイした人が多いようだ。
肯定的なレビューでは、今まで難しそうでタルコフに手が出せなかったので入門に向いてるといった意見や『Lost Light』の簡略さについて書かれたレビューなどがあり、今までタルコフを遊んだことない人からの意見は高評価の方が多く見受けられた。
『Lost Light』は現在Android / iOS / Steamにて無料で配信中。友達を誘って広大なフィールドから脱出するサバイバルに参加してみてはいかがだろうか。