PCゲームを販売するデジタルストアの『Steam』を運営するValveは日本時間10月13日(木)、Steamモバイルアプリの大規模アップデートを実施し、トレイラーを公開した。
執筆時点でiOS、Android向けにはフレンドとコミュニケーションを取れる「Steam Chat」、PCの画面をストリーミングして遊ぶことができる「Steam Link」、PCと同様にストアやアカウントの詳細を確認できる「Steam Mobile」の3種類が配信されている。
今回アップデートされたのは上記3番目の「Steam Mobile」。UIの変更や二次元コードからログイン出来るようになったりとユーザーには嬉しい機能が多く搭載された。
本アップデートでは今までのUIを一新。今までは左をスワイプしてタブを出さなければストアからマイページなどの画面に移動できなかったが、本アップデートでは移動が大幅に改善。画面下部の項目から選択することで移動が可能となった。また、毎回マイページを経由しないと閲覧できずユーザーから不満の声が上がっていたウィッシュリストも今回のアップデートで大幅に改善され、PCのSteamと同様にストアページの上部から閲覧できるようになった。
上記のほかにも外出先からゲームのリモートダウンロードが可能になったほか、今まではメールで配信されていたウィッシュリスト内のセール情報もアプリから閲覧&管理ができるようになっている。今まで以上に気軽にセール情報を得やすくなった点はゲーマーにとって嬉しいところだ。
さらに、同アップデートから二次元コードによるログイン機能が追加。従来ではSteamガードを有効にしている場合、通常のログインに加えてSteamガードのワンタイムパスコードを入力するひと手間があった。しかし、今回新たに追加された新機能を利用することで、画面に表示された二次元コードをモバイルアプリで読み込むだけでログインが完了する仕組みになっている。こちらもSteamを良く利用するユーザーにとっては嬉しい機能であろう。
Steamのモバイルアプリではほかにもアップデートが実施されている。詳細な情報は公式ページを確認しよう。