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『新すばらしきこのせかい』Steam版が発売開始。スタイリッシュなアートワークと3Dになった戦闘で生き残りをかけた「死神ゲーム」を描く、アップデートされた2000年代の美意識が魅力的

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 スクウェア・エニックスは10月20日、『新すばらしきこのせかい』Steam版をの発売を開始した。

 価格は7480円(税込)となっており、10月26日までの期間は、25%オフの5610円(税込)で購入可能だ。

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(画像はSteam:新すばらしきこのせかいより)

 『新すばらしきこのせかい』は2007年にニンテンドーDS向けに発売されたRPG『すばらしきこのせかい』の3年後の世界を描く続編だ。物語の舞台は2021年の町並みを模した渋谷と原宿。前作は2Dであった戦闘や探索は3Dに変化し、刷新したシステムで新主人公の高校生「リンドウ」の物語が描かれる。

 切れ味のあるアウトラインを携えたアメコミ風の画風や、前作の2000年代らしさを少し匂わせたキャラクターのファッション、ロゴやタイポグラフィも注目のポイントだ。

 「リンドウ」と友人である「フレット」は渋谷で遊んでいると、死神の少女「ショウカ」により、強引に「死神のゲーム」に登録されてしまう。「ゲーム」という謳い文句に油断していたふたりであったが、やがて「敗者は消滅してしまう」ことに気付く。そうしてリンドウは超能力「サイキック」を駆使し、結成したチーム「ツイスターズ」として死神のゲームに挑んでいく。

 ゲームプレイは主に探索と戦闘のふたつの要素で構成されている。探索では主人公たちのサイキックを活用して「死神のゲーム」で生じた障害を取り除くミニゲームのような手触りを味わえるだろう。また、東急ハンズやタワーレコードなど、実在する店舗も登場する渋谷をゲームでとして散策可能だ。

 戦闘パートでは前作に続き戦闘スキルを宿した「バッジ」を駆使し、正体不明の敵「ノイズ」と戦うが、システムは3Dアクションに変化。チームメイトも3人に増加し、スタイリッシュで迫力のある戦闘が展開する。

 本作はすでにPS4版、Nintendo Switch版に続いて昨年9月にEpicGamesストア版が発売されていた。EpicGamesストア版の発売から1年が経過し、晴れてSteam版が発売。

 Steamで『新すばらしきこのせかい』をプレイしたい読者は、ぜひ本作をプレイしよう。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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