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「ゲームは売れず、バイトの時間ばかりが増えていく」インディーゲーム開発者の苦悩を描くアドベンチャーゲーム『GOODBYE WORLD』が発売開始

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 Flyhigh WorksとIndieArkは、ナラティブアドベンチャー『GOODBYE WORLD』を発売開始したと発表した。

 対象プラットフォームはNintendo Switch、PC(Steam)。価格は税込1200円。Steamでは11月24日まで1080円(10%オフ)となるセールを実施している。

 『GOODBYE WORLD』は、「インディーゲーム開発の苦悩」を描くアドベンチャーゲーム。

 専門学校時代に出会ったプログラマーの蟹井(かにい)とグラフィッカーの熊手(くまで)は、学校を卒業後にインディーゲームを作るため就職をしない道を選んだ。

 しかし待っていたのはゲームは売れず、バイトの勤務時間ばかりが増えていくという厳しい現実だった。もっと売れるゲームを作らなければと焦る蟹井に対し、熊手はある決断を下す。

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(画像はMy Nintendo Storeより)
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(画像はMy Nintendo Storeより)
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(画像はMy Nintendo Storeより)

 ゲームは13話からなる物語のパートと、主人公の蟹井が劇中でプレイするゲームを実際に操作する「ゲーム内ゲーム」パートのふたつで構成される。ゲーム内で12ステージあるパズルプラットフォームゲームを遊びながら、ゲーム開発者の物語を追っていこう。

 美しいピクセルアートとゲーム内でゲームを再現した作風が特徴だ。

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(画像はMy Nintendo Storeより)
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(画像はMy Nintendo Storeより)

 『GOODBYE WORLD』はSteamとNintendo Switchで発売中なので、気になった人は購入を検討してみてはいかがだろうか。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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