個人ゲーム開発者のLaura Shigihara氏は12月4日(日)に配信された「INDIE Live Expo Winter 2022」にて、『RAKUEN』のNintendo Switch版を2023年3月23日(木)に発売すると発表した。
『RAKUEN』は、長きにわたって入院生活を送る少年の冒険を描いたアドベンチャーゲームだ。主人公の少年はある日、母親に「お気に入りの絵本の世界に連れていってほしい」とお願いする。その中で森の守護神に会えば、ひとつだけ願いをかなえてもらえるのだという。
ただしそれには条件があり、森には他の入院患者たちが「絵本の世界での姿」で暮らしている。少年が自らの願いをかなえるためには、彼らの悩みを解決してあげなくてはならない。そうして彼らに新味に寄り添ううちに、やがて少年は自身のことも理解していくそうだ。
物語の中には、誰も見舞いにこないと不平を言いながら壊れたオルゴールを守る気難しい老人、夫が片時も離れず看病を続けている意識不明の女性、友だちにお別れを言えなかったことを悔やみ続けている少女などユニークなキャラクターたちが登場。心温まる感動的なストーリーが展開するようで、Steam版には「泣ける」などと物語面を絶賛するレビューが多数集まっている。
そんな『RAKUEN』だが、今回発売されるNintendo Switch版では待望の日本語対応が行われることが明らかにされた。あわせて新規コンテンツも追加されるほか、Steam版もアップデートによって同様の内容へアップグレードされる。
『RAKUEN』のNintendo Switch版は2023年3月23日(木)に発売を開始する。高い評価を獲得してきた本作がついに正式に日本語化され遊べるようになるため、まだプレイしていないという方はこの機会にぜひ触れてみてはいかがだろうか。