AQUA STYLE、DeNAなどの企業・団体が参加する制作委員会「アンノウンX」は1月10日、『東方Project』を原作とする二次創作ゲーム『東方ダンマクカグラ ファンタジア・ロスト』(以下、ファンタジア・ロスト)のクラウドファンディングが1月9日に終了したことを報告した。
最終的な支援金額は目標額である1500万円を大幅に超える1億9334万3883円を達成。本金額は予定していた目標額の1288%であり、予定していたストレッチゴールはすべて達成された。
本作の対応プラットフォームはPC(Steam)、Nintendo Switchで2023年の発売を予定している。
『ファンタジア・ロスト』は10月28日(金)をもってサービス終了を迎えたスマートフォン向けアプリ『東方ダンマクカグラ』の楽曲やイラストを受け継ぎ、リビルドしたスタンドアロン版として開発されている作品だ。スマホ向けの原作をPCおよびNintendo Switch向けに再構成したリズムアクションと、滅びた幻想郷を復興させるストーリーを楽しめる。
また、『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』のディレクターを務めたストーリーノートの藤澤仁氏が手がけた完全新規シナリオが収録されるという。
クラウドファンディングはプロジェクト開始から約30分で目標金額の1500万円を達成し、開始から2時間で目標金額の200%である3000万円を突破。最終的には追って設定されたストレッチゴールもすべて達成し、人気を博している。
ストレッチゴールの達成報酬として、岸田教団&THE明星ロケッツ・草野華余子さんによる新規テーマ曲が制作され、ゲーム内に実装。そして、原作の弾幕をモチーフとした、新リズムアクションゲームモードの実装が行われる。くわえて、Nintendo Switch版の物理パッケージが制作される。
クラウドファンディングキャンペーンが記録的な達成を経て無事終了し、「アンノウンX」は本作の発売とリターン品の贈呈へ向けて制作を進めるという。
Steam版のダウンロードキーを入手していない方は、本作のストアページからウィッシュリストに登録し、発売を待とう。