イルミネーションは、4月28日に日本公開を予定している映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』に関連した新たな映像「Super Mario Bros. Plumbing Commercial」をYouTubeとTwitterにて公開した。
またそれにあわせたWebサイト「Super Mario Bros. Plumbing」もあわせて公開している。
For super service, visit https://t.co/QPzXrxcyOn.#SuperMarioMovie pic.twitter.com/vI5g3uHB5V
— The Super Mario Bros. Movie (@supermariomovie) February 12, 2023
今回、公開された30秒の映像「Super Mario Bros. Plumbing Commercial」(「スーパーマリオブラザーズ配管工事CM」の意味)は、そのタイトル通り、マリオとルイージの兄弟による配管工事の宣伝映像だ。
軽快なラップとともに、シンクで水漏れトラブルが起こっている住居にマリオ兄弟がバンに乗って急行。すぐに配管工事を済ませて正常な状態に戻したマリオたちは、どうやらニューヨーク市のブルックリンとクイーンズを中心に「スーパーマリオブラザーズ配管工事」として活動しているようだ。女性がマリオたちにお礼を言い、最後はマリオの会社への電話番号と公式サイトのURLが表示される。
流れているラップは1989年にアメリカで放送された実写/アニメシリーズの『The Super Mario Bros. Super Show!』からのもの。宣伝のなかで登場する電話番号はアメリカ国内から実際に繋がるものとなっており、SNSでは実際に電話したユーザーが現れている。どうやら映画の最新情報のための案内メッセージが流れるようだ。
表示されたURLは、マリオ兄弟が経営している「スーパーマリオブラザーズ配管工事」公式サイトに実際に接続することができる。
「家族経営」、「パイプの修理は私たちの仕事(ゲーム)です」という宣伝文句を謳っており、クリックできる場所によって効果音が流れたり、壁紙が入手できたりと遊び心あふれたものとなっている。なおいくつかのページは工事中となっており、これからも更新がされそうだ。
気になるのは、マリオたちが「トゲのあるボス(上司)を相手にするのに疲れたので、ブルックリンの配管問題を自分たちで解決するチャンスに飛び込んだ」というメッセージを書いていることだ。どうやらマリオ兄弟たちは人間関係によって独立したことが伺える。
さらにページ下部の「お客様の声」としては、その上司を思わしき「Spike」が☆1をつけて荒らしコメントを投稿している。なおこの「Spike」というキャラクターは、85年のファミコン向けソフト『レッキングクルー』に登場した「ブラッキー」の英語版の名前。もしかしたら映画版ではマリオの元上司として登場するのかもしれない。
映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は4月28日に日本で公開予定だ。