個人ゲーム開発者のAndrew Quist氏は、海外で話題になったネットミーム「Liminal Space」をモチーフにしたPC(Steam)向けホラーゲーム『Anemoiapolis: Chapter 1』を3月4日(土)から配信している。
本作については2022年1月、開発テストを兼ねてゲーム本編の前半までを収録する早期アクセス版をゲーム販売プラットフォームのitch.io上で販売していた。
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本作の題材となる「Liminal Space(リミナルスペース)」は、誰もいない夜のショッピングモールや人のいないプール、深夜のコンビニなど「見慣れた場所のはずなのに何故か不安になる」場所を指すものとして2022年に流行したネットミームの一種だ。
『Anemoiapolis: Chapter 1』の作中で探索する世界には「Liminal Space」として良く挙げられる長い廊下やロッカールーム、室内プールなどの空間が連続しており、いずれも何とも言えない不気味さや居心地の悪さを醸し出している。
『Anemoiapolis: Chapter 1』は、上記のような不気味な地下空間を泳いだり登ったりしながら地上への出口を探していく一人称視点の3Dサバイバルホラーゲームだ。
無数に用意されているマップのなかにはパズル要素を含むマップも存在しており、窓を破壊したり、障害物を動かしたり、迷路のような形をした操作盤を動かすものなど用意されている仕掛けはさまざま。公開中のトレイラーではゴルフをするシーンなども確認できた。
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また、本作ではマップの自動生成機能を搭載しており、プレイするたびに異なる体験を楽しめるという。
不気味な空間からの脱出を目指す『Anemoiapolis: Chapter 1』はリリース記念セールで10%オフの税込900円にて販売中。「Liminal Space」の不気味さを体験したい読者は是非とも買ってプレイしてみるとよいだろう。
また、本作はチャプター1であり、単品でストーリーは完結しないので注意をしてほしい。