ベセスダ・ソフトワークスは3月16日、アクションアドベンチャーゲーム『Ghostwire: Tokyo』の無料大型アップデート「蜘蛛の糸」を4月12日に配信すると発表した。
また、同日より新たにXbox Series X|S版が発売され、XboxとPCのGame Passにも対応予定であると明かされた。
対応プラットフォームはXbox版のほか、PC(Steam、Epic Gamesストア)、PS5となる。
『Ghostwire: Tokyo』は超能力で怪異と戦う一人称視点のアクションアドベンチャーゲームだ。人口の99%が消失し、古代の神社と融合した東京を舞台に、プレイヤーは主人公「暁人」となり、謎の復讐者「KK」と手を組んで、様々な怪異「マレビト」と戦いながら東京に起きた事件の真相を探っていく。
開発は『バイオハザード』や『サイコブレイク』を手掛けた三上真司氏が率いるTango Gameworksが担当。ホラーテイストな世界観と、印を結んで攻撃を行うスタイリッシュな戦闘が特徴となっている。
大型アップデート「蜘蛛の糸」には新たなゲームモードやロケーション、ムービーシーン、スキルの強化、マレビト、フォトモードの機能が追加される。
新モードはアップデートと同名の「蜘蛛の糸」と銘打たれ、新たに制作された130以上の階層から30の階層の試練をこなし、最深部への到達を目指すコンテンツとなっている。
階層を渡りながら能力を強化していく形となるが、失敗すればスタート地点からやり直しを行うこととなり、一部を除いて強化要素もリセットされる。メインメニューから本編とは別に開始することとなるため、ローグライク形式で運と実力による挑戦を楽しめそうだ。
ゲーム本編には新たなロケーションが追加される。追加ロケーションのひとつとして、不吉な授業がおこなわれている「中学校」が登場する。
シナリオに関してはキャラクターの関わり合いを掘り下げる新規のムービーシーンが追加されることで、物語をより深く理解できる形となる。あわせて、ホラーゲームが苦手なユーザー向けに、一部の心霊現象を可愛らしい渋谷ハチ公のステッカーに置き換える「恐怖演出の緩和」設定も追加されるという。ホラーが苦手な人もスタイリッシュなアクションや更に改良されたシナリオに集中して楽しめそうだ。
さらに、アップデートでは主人公「暁人」のスキルが強化され、ジャストガードカウンター、敵の攻撃を回避するクイックドッジ、チャージラッシュ、パンチに属性を付与する新たな霊技など、戦闘スキルがさらに充実する。舞い上がることのできる旋風を生み出す「昇旋風札」や、弾薬が心もとないときでも霊力が湧き出る泉を作り出す「霊泉札」も追加されるという。
くわえて、プレイヤーの行く手を阻む新たなマレビトとして、すばしっこい「黒土女」、透明な体を持つ「不見鏡」、高空を舞う「血套法師」などが追加される。
上記のほか、フォトモードの新機能として、スタンプ機能をはじめとする拡張が行われる。また、ゲーム内のカプセルトイでフィギュアをアンロックすると、そのフィギュアとともに超常感たっぷりの自撮りが撮影できるそうだ。
興味がある読者は4月12日の配信を楽しみに待とう。