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スクウェア・エニックス、2023年4月に基本給の引き上げを実施。正社員基本給はベースアップをふくめて平均10%の昇給、4年制大卒者の初任給は平均27%アップして28.8万円に

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 スクウェア・エニックスは3月16日(木)、2023年4月に基本給の引き上げを実施すると発表した。

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(画像はスクウェア・エニックス公式サイトより)

 このたびの発表によれば、スクウェア・エニックスの正社員基本給はベースアップをふくめて平均10%の昇給となる。また新規学卒者の初任給については、四年制大学卒入社者で平均27%上昇し、額は28.8万円になるとされている。

 スクウェア・エニックスでは持続的成長を目指し、社員ひとりひとりが安心して最大限の創造力を発揮できる環境づくりのため、さまざまな施策を導入してきたという。

 今回の基本給引き上げも、物価高騰など外部要因の変動時にも、スタッフが引き続き魅力的なコンテンツの創出に専念できる環境整備を意図したものだそうだ。また、新たな優秀人材の獲得強化も見込んでいるとのこと。

 ゲーム業界では大手メーカーを中心に、近年では給与を引き上げるような取り組みが複数見られる。例を挙げると、カプコンは2022年3月に正社員を対象に平均基本年収の30%増額の実施を発表、コーエーテクモホールディングスも2022年4月に正社員の基本給を平均で23%増額する旨を明らかにしていた。

 今回の措置の対象会社は株式会社スクウェア・エニックスおよび株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス。適用は2023年4月1日(土)からとなる。

 またスクウェア・エニックスとスクウェア・エニックス・ホールディングスでは経営体制の一新を目的に掲げ、代表取締役社長の松田洋祐氏を解任し、新たな代表取締役として桐生隆司氏を就任させる方針が発表されている。引き続き、同社の動向を注意深く見守りたいところだ。

ライター
1998年生まれ。静岡大学情報学部にてプログラマーの道を志すも、FPSゲーム「Overwatch」に熱中するあまり中途退学。少年期に「アーマード・コア」「ドラッグ オン ドラグーン」などから受けた刺激を忘れられず、プログラミング言語から日本語にシフト。自分の言葉で真実の愛を語るべく奮闘中。「おもしろき こともなき世を おもしろく」するコンピューターゲームの力を信じている。道端のスズメに恋をする乙女。

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