リボンゲームスは3月30日の夜19時より、短編のサイコホラーゲーム『Water tank| 貯水槽』を発売開始する。
対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は490円(税込)となる。
『貯水槽』は妻が失踪して1年が経過した男性となり、過去との決別をすべく“思い出の品”などを捨てていくこととなる。
季節は梅雨で、曇天の中で雨が降りしきる。妻が失踪して1年が経過しているが、主人公のもとには妻の母親から消息を尋ねる電話が毎晩着信する。現代の日本を舞台とする陰鬱な設定であり、物語の展開や結末への興味をそそるものとなっているだろう。
【※更新 2023/3/30 12:00】記事初版にて「エンディングは6個」と記載しておりましたが、リボンゲームスから追加の発表があり、「エンディング数は10個」であることが明らかにされました。それにあわせて記事を修正しております。
ゲームプレイはウォーキングシミュレーター形式を採用している。3DCGの表現は比較的ローポリゴンかつ低解像なテクスチャを活用しており、独特のザラ付きを携えた不気味なアートワークが特徴だ。
物語はマルチエンディング形式を採用しており、プレイヤーが「どのアイテムを捨てるか」によって結末が変化するという。エンディングは10個用意されており、短編作品のためエンディングをコンプリートして楽しむことも可能だ。
本作を手掛けるリボンゲームスは国内の独立系デベロッパー(開発元)であり、インターネット怪談をベースとしたホラーゲーム『巨頭ォ』や90年代に閉鎖したドライブインを探索するホラーゲーム『廃ドライブイン』をリリースしている。
いずれも短編の作品だが『巨頭ォ』は12月29日に、『廃ドライブイン』は1月29日に発売されており、コンスタントな制作ペースで作品をリリースしている。特に『貯水槽』においては「思い出の品を捨てる」という独特な設定が主題となり、本作ならではのシナリオに期待したいところだ。
かなりお手頃な価格で販売されているため、興味がある読者はぜひ本作をプレイしてみよう。
プレスリリースの全文は以下のとおり
新作短編マルチエンドサイコホラーゲーム
「Water tank| 貯水槽」Steamにて2023年3月30日19:00よりリリース
「Water tank| 貯水槽」について
過去との決別を決意した夫を操作し、
アイテムを捨てるかどうかを選びながら真相を読み解いて行く
サイコホラーゲームです。
捨てるアイテムや選択肢によって10個の結末を見る事が出来る
短編マルチエンディングシステムとなっております。
妻が失踪してから一年が過ぎようとしていたある日
主人公は妻が戻ってくるという期待を断ち切るため、二人の思い出や
辛い記憶の物を断捨離する決断をする。
何を捨てるかはプレイヤーに委ねられる。
ゲーム基本情報
・タイトル:Water tank| 貯水槽
・ジャンル:サイコホラーゲーム
・パブリッシャー/制作: ribbongames
・配信日:2023年3月30日19:00
・配信プラットフォーム:Steam
・配信ページ
Steam:https://store.steampowered.com/app/2319250/Water_tank/
・価格
Steam:490円
・対応ハード
Windows
・公式SNS
https://twitter.com/ie5RG34xdlUiAZf?t=IH-IRuRT0Mzlw1NT5KnCBA&s=09
トレーラー:
https://www.youtube.com/watch?v=BIh1uKoMHMw