ゾンビサバイバルアクションゲーム『Dying Light Enhanced Edition』(ダイイングライト)のPC版が無料配布されることが明らかとなった。
期限は現地時間4月6日から4月13日まで、対象ストアはEpic Games Store。すでに記事執筆時点ではストアからダウンロードが可能で、日本国内からのアクセスでは4月14日0時までの配布とされている。
2015年にリリースされた『ダイイングライト』は、プレイヤーの目線である一人称視点でゾンビが蔓延る街を駆け抜けていく、パルクールアクションが特徴の作品。謎のウイルス感染によってゾンビが蔓延ったトルコのハラン市を舞台に、プレイヤーはカイルと呼ばれるエージェントとなって、極秘書類の奪還を目指すことになる。
ゾンビサバイバルゲームはさまざまあるが、本作はゾンビの耐久力が比較的高めに設定されており、簡単には倒せない。それゆえに群れに出会った場合は追跡を振り切り、街中をパルクールで走り回って目的地に向かったりクエストを攻略する必要がある。ときには戦いときには逃げるハイテンポなアスレチックアクション性は、ほかのゾンビゲームではなかなかお目にかかれない本作の魅力のひとつだ。
また2015年の発売以降、長年にわたってアップデートが続けられてきたのも本作の大きな特徴。今回配布される「Enhanced Edition」では、新たなエリアとカスタマイズ可能なバギーが導入される大型拡張「The Following」や、アップデートおよびシーズンパスで提供されてきた無数の武器やゲームモード、追加ミッションなどが収録されている。
さらに公式ファンサイトTechlandGGにてアカウントを作った上で『ダイイングライト』を受け取ったプレイヤーには、5種類の武器やクラフトレシピ、地図がウェルカムパックとして与えられる。
『ダイイングライト』シリーズは続編となる『ダイイングライト2』が2022年2月にリリースされており、新たな主人公エイデンの物語が描かれている。先に続編をプレイし気に入ったプレイヤー、または続編の前に前作を予習したい人は、今回の無料配布でプレイしてみるとよいだろう。
なお今回の『ダイイングライト』の配信にあわせ、Epic Games Storeでは『shapez』の無料配布も実施されている。こちらは無限に広がるマップの中で自動化工場を組立てていくという、ミニマルな見た目ながらも中毒性の高さが好評価の作品。現在は続編の『shapez 2』も開発中とのことで、こちらも気になった読者はあわせてチェックしてみてほしい。