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アクションRPG『地罰上らば竜の降る』のクラウドファンディングプロジェクトが中止に。「ゲームシステムの大幅な見直し」を理由として支援金を返還する予定

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 個人ゲーム開発者のHytacka氏と自身が所属する講談社のクリエイター支援プロジェクト「講談社ゲームクリエイターズラボ」は4月7日(金)、アクションRPG『地罰上らば竜の降る』開発費用を募るクラウドファンディングプロジェクトの中止を発表した。あわせて、これまでに集められた支援金を返金する方針も伝えている。

 また、Hytacka氏は4月3日(水)に実施したライブ配信の切り抜き動画を公開しており、ページ内で作品に浮上した問題点や改善の方針、構想中のシステム一覧を公開している。

 『地罰上らば竜の降る』は、強敵との対峙や手に汗を握るような緊張感をテーマに制作されているシングルプレイ専用のアクションRPGである。開発者のHytacka氏はゲームプランナーとしてフロム・ソフトウェアの作品へ携わった経歴を持ち、講談社ゲームクリエイターズラボによる開発支援金をはじめとしたサポートを受け、“世界一面白いアクションRPG”を目指して制作を進めている。

 本作についてはゲーム制作の様子を収録した“ゲーム制作実況”動画や東京ゲームショウへのイベント出展など、積極的なメディア露出で注目を集めていた。しかし、3月30日にバトル要素の体験版が公開されると、数多くの意見や指摘が寄せられていた。

『地罰上らば竜の降る』のスクリーンショット
(画像はSteam『地罰上らば竜の降る/Rise of Rebellion』より)
『地罰上らば竜の降る』のスクリーンショット
(画像はSteam『地罰上らば竜の降る/Rise of Rebellion』より)

 講談社ゲームクリエイターズラボは4月7日(金)の発表で「ゲームシステムの大幅な見直し」が必要な状況について触れており、プロジェクトページで宣言されていた内容や期間と「齟齬が生じる」ことからプロジェクトの中止に至ったと説明している。

 また、発表のなかで講談社ゲームクリエイターズラボはHytacka氏と打ち合わせを重ねるなかで「プロダクトの見直しをしていく」方針で合意し、支援の継続が決まったことをあわせて報告した。

『地罰上らば竜の降る』のスクリーンショット
(画像はSteam『地罰上らば竜の降る/Rise of Rebellion』より)
ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『モンスターファームアドバンス2』『新・世界樹の迷宮2』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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