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『うしおととら』『からくりサーカス』などの藤田和日郎氏によるマンガ『ゴースト&レディ』が劇団四季の手で舞台化決定。“近代看護の母”ナイチンゲールと“芝居好きの幽霊”の関係を描く

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 劇団四季は4月10日(月)公式Twitterアカウントの発言として、マンガ『ゴーストアンドレディ』を舞台化し、2024年5月より東京のJR東日本四季劇場[秋]にて上演すると明らかにした。

 『ゴーストアンドレディ』は、『うしおととら』や『からくりサーカス』などで人気を博した漫画家・藤田和日郎氏がマンガ雑誌「モーニング」にて不定期連載中の『黒博物館』シリーズのひとつである。自らのなすべきことに迷う女性「フローレンス・ナイチンゲール」と劇場に出没する元決闘代理人の幽霊「グレイ」の出会いと冒険を描く。

マンガ『ゴースト&レディ』が劇団四季で舞台化決定。『うしおととら』『からくりサーカス』などの藤田和日郎氏が原作
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画像は『黒博物館 ゴーストアンドレディ』 – 藤田和日郎│第1話 ゴーストレディと会うより

 今回の発表によると、本作の舞台化に当たっては原作の持つ魅力を大切にしつつ、「演劇」ならではの新しい魅力を出せるよう追求するとのこと。

 演出を担当するスコット・シュワルツ氏と劇団四季の代表取締役社長を務める吉田智誉樹氏によるコメントは以下のとおり。

演出:スコット・シュワルツ氏
初めてこのプロジェクトのお話を頂いた際には大変嬉しく感じました。劇団四季と初めてご一緒した『ノートルダムの鐘』では素晴らしい時間を過ごすことができたため、今回、オリジナルの新作で再び日本の皆様とご一緒できることが楽しみです。初めて原作の漫画を読んだ時、大変興味深くワクワクしました。本作でまず大切にしたいのは、情熱的でロマンティックなラブストーリーであるということ。素晴らしい楽曲の数々、ロマンス、冒険心、ユーモアに溢れた作品になります。観に来ていただいたお客様にも何かインスピレーションを受けるような体験をしていただけたら幸いです。

劇団四季代表取締役社長:吉田智誉樹氏
かねてから四季オリジナル創作でご一緒したいと考えていたスコットさんと、本作の創作に取り組めることとなり、大変うれしく思います。原作の本質的な部分を大事にしながら、「信念を貫くことの大切さ」「人生の価値とは何か」というメッセージを投げかける、四季らしい舞台にしたいと考えています。近年、年に一本新作オリジナルミュージカルを上演してきましたが、コロナ禍を経て、オリジナル作品の重要性を改めて痛感しました。本作も重要なレパートリーとなるよう、力を尽くしたいと思います。

マンガ『ゴースト&レディ』が劇団四季で舞台化決定。『うしおととら』『からくりサーカス』などの藤田和日郎氏が原作
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画像は最新オリジナルミュージカル『ゴースト&レディ』2024年5月上演決定!│最新ニュース│劇団四季公式サイトより

 己の生きる道に迷う女性がいかにして“近代看護の母”ナイチンゲールへ成長したかを、芝居好きの幽霊の目を通して描く『ゴースト&レディ』の舞台は、2024年5月より上演を開始する予定だ。

編集者
小説の虜だった子供がソードワールドの洗礼を受けて以来、TRPGを遊び続けて20年。途中FEZとLoLで対人要素の光と闇を学び、steamの格安タイトルからジャンルの多様性を味わいつつ、ゲームの奥深さを日々勉強中。最近はオープンワールドの面白さに目覚めつつある。
Twitter:@reUQest

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