アメリカのYouTuberである“Chadtronic”ことChad Bergström氏が率いるYojoyco Studiosは日本時間5月13日、育成シミュレーションゲーム『Poglings』のクラウドファンディングプロジェクトを終了し、目標額の10倍以上となる約43万2000ドル(5800万円)の調達を報告した。本作はPC(Steam)とNintendo Switch向けに開発中のほか、調達額しだいで別プラットフォームでの発売や他言語へ対応する予定が示されていた。
同プロジェクトの支援者は6400人以上に及んでおり、ストレッチゴールの達成により『バンジョーとカズーイの大冒険』や『ドンキーコング64』などの作品へ携わった作曲家のグラント・カークホープ氏による楽曲提供や料理システム、帽子・アクセサリーなどの追加要素が決定している。
『Poglings』は、セガから発売されたアクションゲーム『ソニックアドベンチャー2』内のコンテンツである「チャオガーデン」に大きな影響を受けた育成シミュレーションゲームである。本作では魔法の生き物「ポグリング」が暮らす熱帯の島々を舞台に、400種類を超えるポグリングのお世話やレース、島の探索などを楽しめる。また、本作では『どうぶつの森』や『ゼルダの伝説』から影響を受けた部分も存在しており、作中には島民との交流や虫取り・釣り、宝さがしの要素も登場する。
プレイヤーはタマゴから生まれたポグリングの赤ちゃんに食べ物や宝石を与えて育てていくが、ポグリングの見た目は与えたものに応じてさまざまな形に変化。育ったポグリングはかけっこや泳ぎ、飛行などのレースに参加でき、特徴にあわせて競技の得意・不得意が変わっていく。さらに大人となったポグリングはほかのポグリングとお見合いさせることで新たなタマゴが誕生するため、上手な組み合わせで新たな種類のポグリングを見つけていくコレクション要素も魅力のひとつだ。
『Poglings』の続報については公式Twitterアカウント(@Poglings)やDiscordサーバー上で配信されているので、興味があればあわせてチェックしておくとよいだろう。