WB Gamesは5月18日(木)、ゴア表現を含む対戦格闘ゲームのシリーズ最新作『Mortal Kombat 1(モータルコンバット1)』を正式に発表し、あわせてアメリカ現地時間9月19日に発売すると伝えた。対応プラットフォームはPS5、Xbox Series X|S、Nintendo Switch、PC(Steam、Epic Games)。予約注文の受付は5月19日(金)に開始されるほか、8月にはPS5とXbox Series X|Sの予約購入者を対象としたベータ版も配信される予定だ。
発表にあわせたアナウンス映像も公開されているが上記の説明でも記しているとおり、本作では流血や切断、頭部を含む体の欠損などさまざまなゴア表現が含まれる。映像を視聴する場合は、くれぐれも自身の体調やグロテスク表現への耐性などを考慮したうえで再生するよう注意されたい。
1992年にアーケードゲームとして登場した『モータルコンバット』は、闘いの敗者を惨殺するトドメ演出「フェイタリティ」をあえて独自の特徴とした対戦格闘ゲームのシリーズである。日本ではシリーズ4作目を最後に販売されていないものの、欧米では対戦格闘ゲームにおける人気タイトルのひとつへ数えられており、これまでにはコミカライズやアニメ、実写映画など幅広いメディアミックスコンテンツも展開されている。今作では2019年発売の前作『Mortal Kombat 11』における物語のなかで神の力を手にした主役キャラクター「リュウ・カン」が新たに創造した世界が舞台で、作品の名前自体も心機一転する形となっているようだ。
なお、執筆時点で日本向けの展開に関する予定は不明となっており、本シリーズの流れを踏襲する場合、日本では販売されない可能性が含まれる。続報については公式サイトやTwitterアカウント(@MortalKombat)をはじめとする各種の公式SNSアカウントから伝えられるようなので、関心のある人はチェックしておくとよいだろう。