ザジフィルムズは、ストップモーション・アニメ映画『オオカミの家』を8月に上映すると発表した。
8月よりシアター・イメージフォーラムほか順次公開する。また『ミッドサマー』のアリ・アスター監督による短編『骨』も同時上映する。
【2023年8月公開決定‼】
— 映画『オオカミの家』+短編『骨』公開中! (@lacasaloboJP) May 19, 2023
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世界が大注目の二人組監督《レオン&コシーニャ》によるストップモーション・アニメーション
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『#オオカミの家』
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8月よりシアター・イメージフォーラムほか順次公開🎞️
そして、アリ・アスターが製作総指揮を務めた短編『骨』同時上映決定‼https://t.co/TZHo30Y2sv pic.twitter.com/3LEjSE42if
『オオカミの家』は、チリのレオン&コシーニャ監督(クリストバル・レオン、ホアキン・コシーニャのコンビ)によるストップモーション・アニメ映画。2018年の第68回ベルリン国際映画祭にて初上映され、『ミッドサマー』のアリ・アスター監督が絶賛した作品で、ついに日本に上陸する。
美しい山々に囲まれたチリ南部にある孤立したカルト的な集落。ある日、少女マリアはコミュニティに反することを行ったせいで厳しい罰を受けてしまい、耐えきれず集落から脱走してしまう。追ってくるオオカミからかろうじて逃れ、廃屋に逃げ込むと、そこには2匹のブタが住んでいた。
彼女はアナとペドロと名付けて世話をするが、外からはオカミの声が聞こえはじめる。そしてブタたちもまた恐ろしい姿に変わろうとしていた……。
本作は異形な世界観を表現した驚異的なビジュアルが特徴で、チョークを使ったドローイング・アニメーションと、粘土、絵具、人形などを使用したストップモーション・アニメーションを併用して制作されているとのこと。また一部シーンを除いてほぼ1カットのみで映画は展開する。
『ミッドサマー』のアリ・アスター監督は、やはり独自のアニメを発表したヤン・シュヴァンクマイエル監督やクエイ兄弟監督をなぞらえながら、本作を讃えている。
ストップモーション・アニメ映画『オオカミの家』を8月よりシアター・イメージフォーラムほかにて順次公開予定だ。