デベロッパーのpgWave.は7月19日、インターネット都市伝説を題材にしたホラーゲーム『The Complex: Expedition』を開発中のゲームを配信する早期アクセスとして配信開始した。
対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は1200円(税込)となる。
『The Complex: Expedition』は、「壁面が黄色のみの部屋」の画像やそれに付随する物語を示すインターネット都市伝説「The Backrooms」をモチーフにした一人称視点のサバイバルホラーゲームだ。
物語の舞台は1988年で、プレイヤーは同じ目的を持つチームメイトと逸れた研究者となり、無限にも思える壁の黄色い迷宮を探索していくこととなる。
ビジュアルに関してはVHSカメラ風のポストエフェクトと、いわゆる“ボディカム視点”として流行しつつある広角のレンズ、ファウンドフッテージ風の手振れ表現を採用。以前公開されたゲームプレイトレーラーを参照すると、VHS風のエフェクトで誤魔化すことのないリアルなグラフィックに仕上がっている。
ゲームプレイにおいては3Dのマップを探索する形式となっているが、トレーラーを参照すると不気味なクリーチャーも出現することが確認できる。
なお、本作は早期アクセス版として配信されているため、記事執筆時点でプレイに要する時間は1時間ほどであるほか、調整中の要素も多い。プレイした際に不具合を見つければ、開発者にフィードバックすると良いだろう。
いっぽうで、Steamストアページでは149件のレビューを獲得しており、95%が好評とする「非常に好評」と高い評価を獲得している。コメントを確認すると、とくにビジュアルを評価するレビューが多く、インターネット都市伝説「The Backrooms」の世界を味わう作品として期待できそうだ。
興味がある読者は、ぜひ本作をプレイしてみてはいかがだろうか。