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絶対会話がかみ合わない“成人向けじゃない”恋愛ゲーム『狂気より愛をこめて』がSteamにて成人指定されてしまう。成人向け作品出ないことを改めて報告し、あわせて怪文書も投稿

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 絶対会話がかみ合わない恋愛ゲーム『狂気より愛をこめて』公式Twitter(X)アカウントは7月27日、同作は“成人向けゲームではない”ものの、Steamのビルドレビューにより成人指定されてしまったことを報告した。

 なお、成人指定ゲームではないものの、人によっては気恥ずかしさを覚える作品であるため、安心できる環境でのプレイもあわせて推奨されている。

 『狂気より愛をこめて』は、「絶対に会話がかみ合わない男たち」との恋愛を描くアドベンチャーゲームだ。キャラクターデザインは幼い雰囲気を演出したデフォルメを採用し、「刺激の強い表現、センシティブ、バイオレンス、ホラー、理不尽、意味不明、爆音」が多く含まれる狂気の学園生活を描く作品となる。

 プレイヤーは通っていた高校をテロリストにより爆破され、近所の「私立古歌院学園」に転校することとなった高校二年生の学生。作中では4人の男性とともに1年間の学園生活を送り、彼らとの交流により好感度を上げていく。

 とはいえ、Steamストアページに掲載されたスクリーンショットにはいずれも意味不明なセリフが表示され、果ては「記号」のような“異国言語”を発するキャラクターも登場。本作の恋愛は一筋縄ではいかないことを伺えるだろう。

 このたび本作がSteamにて“成人指定ゲームではない”ものの成人指定ゲームと認定されてしまったことで、観覧にはログインが必要となる。

 成人指定に認定されてしまった理由としては前述のとおり「刺激の強い表現、センシティブ、バイオレンス、ホラー、理不尽、意味不明、爆音」が多く含まれるほか、あくまでも“成人指定でない”範囲でセクシーなスチルが用意されていることが要因だと推測される。

 作者や開発チームとしてはユーザーへの誤解を生みかねないため、非常に好ましくない事態だと推測される。

 いっぽう、本件の報告の後半では本作の登場キャラクターである・荒川修司を彷彿とさせる「Chat ARAKAWA」による見事な怪文書が展開。以下の通り荒唐無稽だが軽快なテキストとなっている。

大胸筋に至ってはいつでも健康で、ロロレロンロレロレリーヌとの共生もこの先数年は深海2000です。この度は誠にタクティクスな畑仕車のお誂えこむら返りまして大変ありがとうございません。

ここ一年ほどは62時間おきペロリの錠剤の結果、爆裂禁酒しておりましたが、先7月24日を以てカシスリキュールを購入しました。

1820日以来のオバフロ上方修正は本当に感利しかありません。じゃむさんっぽいどは、俺様に満足いただける製品を提供するために常に努力をしておりますが、開発段階や品質管理の上で見落としや不備が生じることがあります。このたび、そのような至らない点があったことをアーーー^ーーーーーーー゜皆様にご迷惑とブオオをおかけしたことを心よりお詫び申し上げません。

制作スクッフー同(主にじゃむさんっぼいど1人)が誠心誠意を菩処しながら今後の開発

 真剣な報告と共に作風にマッチした小ボケを展開する『狂気より愛をこめて』。成人向けゲームではないため、興味がある読者はぜひ異常な学園生活と恋愛を楽しもう。

 本作の対応プラットフォームはPC(SteamDLsite)で、価格はSteam版が1680円、DLsite版が1650円で発売中だ。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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