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『アーマード・コア6』姿の見えない登場人物の容姿を勝手に脳内補完して賑わう傭兵たち。擬人化or犬化ファンアートが熱い

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 8月25日に発売された完全新作メカアクション『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON(以下、アーマード・コア6)』は、シリーズ従来どおり作中で明確に姿を表さないキャラクターが多くを占めている。

 姿こそ見せないが『アーマード・コア6』に登場する人物はどれも癖が強く、容姿を脳内補完してファンアートを描く傭兵が続出している。

Since some people are looking for more unique designs for Ayre, he's a comp of some I've found
byu/DisMahRaepFace inarmoredcore

※エアの擬人化ファンアート  

 海外の掲示板投稿型ソーシャルサイトRedditでは、傭兵のための支援システムであるオールマインドの擬人化や、今作の主人公である強化人間621が出会う“実体を持たない存在エア”など、様々なキャラクターが擬人化されている。

 冒頭でも述べたように、これらのキャラクターは姿を見せることはなく性別も不明で、音声通信で主人公621に関わる。
 断片的な音声でのみ行われるやりとりなのだが、女性が演じていることもあってか主に女性の姿として描かれており、プレイヤーである傭兵は想像力を掻き立ててファンアートを投稿している。

 姿が見えないが故にキャラクターの容姿もそれぞれの傭兵が考えるものになっており、たとえばX(旧Twitter)では「エアは貧乳派」「いや巨乳派だ」と日夜議論が交わされている。

Walter & The Hounds
byu/dudusaq inarmoredcore

  ※ハンドラー・ウォルターとその飼い犬たち(主人公の621含む)

 主人公621はハンドラー(調教師)と銘打っている者のもとで傭兵として働いているせいか、ゲーム本編で「駄犬」や「野良犬」などと罵られるシーンも存在する。
 こうした主人公621を含む傭兵たちが犬として描かれるファンアートが発生するのは自然な流れなのかもしれない。 

 上記のような力作に、Redditでは「誰もが 、621 をレイヴン(カラス)ではなく猟犬として見てるよね」「イメージしてたものが実際に見れるなんて夢みたいだ」「いやぁ……これはかなり良いですねぇ……」など多数の反応が示されている。
 中には、「オールマインドすこ」「エアちゃんと結婚したい」といった熱いメッセージも見受けられた。

※傭兵支援システムオールマインドの擬人化ファンアート 

 海外のRedditだけではなく、国内外のX(旧Twitter)などでもファンアート創作は活況で、しばらく傭兵たちの妄想の炎は燃え続けるだろう。
 傭兵たちの飽くなき闘争と想像力を掻き立てる『アーマード・コア6』はPS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X|S、PC(Steam)向けに発売中だ。

ライター
MOTHER2でひらがなを覚えてゲームと共に育つ。 国内外問わず、キャラメイクしたりシナリオが分岐するTRPGのようなゲームが好き。 Divinity: Original Sin 2の有志翻訳に参加。 ゴーストオブツシマの舞台となった対馬のガイドもしている。 Xアカウント(旧Twitter)@Tsushimahiro23

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