近年のポリシー変更で成人向けゲームが増加傾向にあるPCゲーム販売プラットフォーム「Steam」にて、運営元のValveは特定のゲームに関するアクティビティを「ほかのSteamユーザーから隠す」新機能の準備を進めているようだ。
PC GamerやGamespotをはじめとする海外メディアは、Steamの各種データを収集する外部サイト「Steam DB」の開発者であるPavel Djundik氏のXアカウント上での報告をもとに本情報を報じている。
Steam is working on allowing you to mark a game as private and hide it from your friends. pic.twitter.com/ngb74mJzHN
— Pavel Djundik (@thexpaw) November 8, 2023
Djundik氏によると、該当の機能が追加された際、所持しているゲーム一覧のページ上メニューに「Mark as Private(ゲームを非公開にする)」項目が追加され、選択することで任意のゲームに関するプレイ時間や「ほかの人に見せたくない作品」そのものを隠せるという。
現状のSteamではゲームの詳細やフレンドリストなど、特定のプロフィール項目を一括で非表示にできる設定しか用意されていなかったため、個々のゲームを非表示にできる機能が追加されればより柔軟なプロフィールのカスタマイズが可能となるようだ。
上記のほか、Djundik氏は近日の投稿でValveが「ファミリーグループ」機能を含むペアレンタルコントロールの開発やカート画面の再設計にも取り組んでいると伝えている。
なお、現時点で紹介した新機能はまだ公式に配信されておらず、あくまでValve内部でのテスト中である点には注意されたい。