12月5日、核戦争後の世界を描くオンラインRPG『Fallout 76』に新エリアである「アトランティックシティ」が解放される大型DLC「FALLOUT 76: ATLANTIC CITY」が発売された。新エリアではカジノや水族館などのロケーションに行けて、それぞれが異なる思惑を持った勢力に接触できるようだ。
また、大型DLCに際してアップデートが実施され、新たにキャラクターを作成した場合はレベル20からスタートできるようになった。
この機能が実装されたことにより、新規プレイヤーでもそれなりにスキルと装備が揃った状態から始められるようになる。主人公がスタート地点であるVaultを脱出した際に、レベル2とレベル20のいずれかを選択可能となっている。
レベル20になることを選択すると、オートマチックライフル、両手武器、ピストル、ショットガンなどそれぞれの武器を扱うことに特化したビルドを含む全5種類からキャラクターの傾向を選べる。「Fallout 76を初めてみたいけど、1からレベルを上げるのは辛い」というユーザーにとっては嬉しい機能となるだろう。
『Fallout 76』は、2018年11月にベセスダ・ソフトワークスより発売されたオンラインゲームだ。プレイヤーは、核戦争後の世界を生き抜く者の一人となる。名曲「カントリーロード」の元となった「ウェストバージニア」が舞台となっており、プレイヤーは他のユーザーとイベントで協力したり、独自のセッションを作成して楽しむことができる。
本作は、国内でも『Fallout 3』、『Fallout 4』と日本語版もリリースされた人気シリーズのオンラインゲーム版として話題を呼んだ。
また、12月3日にはAmazon Prime Videoより『Fallout』を題材にしたドラマの予告映像が公開された。過酷な環境で独自の進化を遂げた生物や、人間たちが身にまとう「パワーアーマー」などシリーズではおなじみのものが登場する。こちらの詳細について気になった方は、ぜひ関連記事をチェックしてみてほしい。
『Fallout 76』はPlayStation 4、Xbox One、Xbox Series X|S、PC(Steam)に対応して発売中。大型DLC「Fallout 76: Atlantic City」は各ストアにて配信中となっている。