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AIに仕事を奪われた未来を描くノベルゲーム『「はい」か「YES」で答えられる質問だけ』が無料で公開中。カタツムリのお世話、無意味なメール仕分けなど虚無ワークに励む

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ゲーム制作サークル・MIMIKURI CLUBは『「はい」か「YES」で答えられる質問だけ』ノベルゲームコレクションにて無料で公開している。

本作はAIによって仕事が奪われたディストピアを舞台にした作品。業務にはAIにとって変わることのできない「T(rue)ワーク」と、雇用を創出するための簡単すぎる「E(asy)ワーク」のふたつが存在しており、「Tワーク」を希望して入社した新入社員と、その教育係となった主人公を描いている。

新入社員が担当するのは小学生でもできるような仕事で、仕事中とは思えないカタツムリのケージと「餌」、「霧吹き」、「塩」といった項目の並んだ画面がシュールだ。

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(画像はノベルゲームコレクション『「はい」か「YES」で答えられる質問だけ』」より)

また、流れているラジオがどこか不穏であることや、毎朝一文字も変わらないルーティーンを過ごす主人公などの要素が散りばめられており、作品を通して不穏なムードが漂う。青と紫で描かれるドット絵はキュートながらもどこか無機質で、本作の魅力を引き立てている。

エンディングは全部で3つ存在しており、そのうちひとつはシークレットとのこと。各エンディング約30分でプレイできるお手軽さも特徴だ。なお、インストールの必要はなくブラウザにてプレイできる。

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作品を手がけるMIMIKURI CLUBのtumblrでは「裏話」として作中に出てくる社名などの固有名詞なども解説しているので、あわせてチェックしてほしい。

『「はい」か「YES」で答えられる質問だけ』はノベルゲームコレクションにて無料で公開中だ。

【修正 1月30日(火)23:00】
製作者のサークル名を「MIMICLUB」と記載していましたが、正しくは「MIMIKURI CLUB」となります。修正してお詫び申し上げます。

ライター
ベヨネッタとロリポップチェーンソーでゲームに目覚めました。 3D酔いと戦いつつゲームをする傍ら、学生をしています。
Twitter:@d0ntcry4nym0re

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